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【全米が】なんか笑える霊体験31【テラワロス】
745:7392020/12/24(木) 21:08:49.65 ID:n1vabiwK0 ――きゃあ!! オトコよ! オトコが入ってきたわ!!! と、イヤに聞いたことのある裏声を知覚して意識を向けたら、イチモツを消して胸をFかGにさせたしだら(普段は利便上で男性体だが大元が山林霊で無性のため公衆浴場に入るときは好きで女性体になる)がわざとらしく騒ぎ立てた、 と、思った瞬間に、見えこそできないが無数の気配が一斉にコチラへ向くのを感知し、驚く間もなく背から喉を潰されたカエルのような音を拾った瞬間に美味しい食事で忘れきっていた重みがきれいさっぱりと消えて、カラダが軽くなったんだ。
746:7392020/12/24(木) 21:18:30.65 ID:n1vabiwK0 そして向けられていた無数の気配は散り散りになり、見えないままだがその場で留まってナニかを楽しむような気配と様相になっていた。 察するに、どうやらこの無数の気配はこの浴場におわしている『先住民(温泉スキーな女性霊)』のようで、ジブンたちが楽しんでいるのに、ソレを台無しにしかしない全く違う目的で入ってきた闖入者を砂にされたようだった。
747:7392020/12/24(木) 21:30:55.41 ID:n1vabiwK0 「(まさかコイツ、この結果をわかってて・・・)」と思わずジト目を向けたが、ヤツはヤツで涼しい顔で鼻歌交じりに湯船に浸かっているダケ。 取り合う気も失せてコッチもオーシャンビューの温泉を楽しもうとカラダを洗っていたら、見えないが色目の気配が二つ三つくらい出てきて、なんだと思って顔を向けたら、そこには忌部さん(一地方しか群発していない超ローカル神社が一社の隅にあった忌部塚で眠っていらした方)が設置されているベンチ中央に座っていらして、その周囲を見えはしないが一部の女性霊たちが熱い視線を送ったり溜息をついたりしているようだった。
748:7392020/12/24(木) 21:40:23.28 ID:n1vabiwK0 忌部さんは、確かにイケメンだ、優男だ。白く長い見事な白髪に、育ちの良さが出ている甘く整った面立ちに柔和な表情。 でも、だからって、だからって、 「みてくれが良ければ、だいたい許される」を、こんなところで改めて思い知りたくなかったわ。
749:7392020/12/24(木) 21:59:04.23 ID:n1vabiwK0 世の中は、見た目が全て。 況して、精神性が「みてくれに反映され易い」連中だと、尚のこと。 「見た目すら整えられないヤツが門前払いされるのは、どこのセカイも変わらない」という、世知辛さを痛感させられました。 生身人間は、身嗜み、清潔、場合によっては整形という手もある。 無形存在は、精神セルフコントロールがだいたい全て。 あの滅された存在も、スケベ目的ではなく純粋な「温泉入りたさ」だったら、混浴ぐらいは許してくれたのかもね。モテはしないが忌部さんのように。 声が上がった瞬間に滅されるって、どんだけ見てくれが「まんま」だったのだろうか。
750:7392020/12/24(木) 22:19:37.29 ID:n1vabiwK0 温泉に関しては、以上なんだ。 このあと、帰りの電車の中でうたたねしていたら夢の中で目の前に来宮さん(の遣使で見目が某球技漫画の天才セッター)がおわして、 何の用なのだろうかと怪訝に思っていたら、背後にいたしだらがちょいちょいと来宮さんを手招きすると、来宮さんが急に抱きついてきて「な!!?」と驚いたらガチ泣きされてた。 どうやら、人間が好きだからゆえに神を目指しているのだが、人間好きゆえに(魂に)直に触ってみたいという欲求があるのだが、ソレで対象人間を障ってしまったら神目指し者失格だということで我慢をしていた、らしい。 で、この状況。 「(そういえばあのセッターの悩みは『動物に嫌われている気がする』だっけ)」 などと、どうでも良すぎることを思い出しながら、背中をぽんぽんと軽く叩いたら更に力を強くされて、本当に私じゃなかったら『障る』どころじゃ済まされないよなぁ。 と、思ったら意識が肉体に戻って、認知した視界は、車窓の向こうにある夕日の沈む海。 眠くなったから、寝直した。 今度こそ、おしまい。
751:7392020/12/25(金) 20:24:01.64 ID:xyBR7a6m0 今日のほやほやついさっき。 仕事帰りに美容院行ったんだ。 髪がいい加減に伸びすぎて(とはいえ前回は二ヶ月で)な、冷え切った風呂場で洗髪に時間かかるの地獄だし、年末に奈良へ旅行するのに邪魔だし、何よりフツーに鬱陶しかったんだ。 そんでいつものように「ベリショで軽く」とオーダーして切ってもらっていたら、 『そうそう、ソコ。ソコをもうちょっとなのだ』 『よき、よき、びゅーちふる』 あまり慣れたくないそこそこ知った気配を感知してしまい、 反射的に出そうになった表情を鋼の根性で押さえ込んで、 「(あんた、ナニしてらっさるの?大神明神さま???)」
752:7392020/12/25(金) 20:28:48.88 ID:xyBR7a6m0 と、問い掛けてみたら、 『主が髪を切っているのは我に会うためなのだろう?』 間違ってはいないが、正確でもない。奈良旅行は確かに大神神社だけど、ソレ以前にジブンの日常生活があって明日も仕事だし、 『ならば、我が取り仕切って何が悪い。む、そうそう。よき』 「(・・・・・・)」 もう、なんでもイイですわ・・・。
753:7392020/12/25(金) 20:30:50.15 ID:xyBR7a6m0 関係ないけど、そこの美容院。 閉店間際で店内が空いているのをいいことに店員がスキップすると、他の店員もスキップしだす美容院です。 イタリーでもメリケンでもなく、日本の美容院です。
754:7392020/12/26(土) 20:54:07.05 ID:WZg2pckd0 もういくつ寝ると正月ですね。 数年前の晩秋に父が亡くなった年の末のこと。 当然のように世帯主の死後のアレコレでお正月準備のムードもへったくれもなく過ごしていたのだが、 ある日、店頭に正月飾りを売っている小さな店を特に意識することなく通り過ぎようとしたら、しだら(便宜上呼称で某八幡のソレではない)が珍しく神妙な雰囲気を出して、こう云った。 『なぁ、コレを飾ってくれたら「歳神」ってヤツを連れてきてもいいぜ』 コイツは突然ナニを云っているんだと思うと同時、ヒトが死んだ家に正月飾りなんて田舎人間の母が許さない(し、何より伴侶が死んで日が浅いのにソレはナイ)だろうと思って難色を示してみたら、しだらはやや面白くなさそうな面持ちになってどこか拗ねたような様相。 その様子に少し悩み、 「(わかった。アレをがんばって言い包めてみるわ)」 と、一応返事をした。
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