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【全米が】なんか笑える霊体験31【テラワロス】
751:7392020/12/25(金) 20:24:01.64 ID:xyBR7a6m0 今日のほやほやついさっき。 仕事帰りに美容院行ったんだ。 髪がいい加減に伸びすぎて(とはいえ前回は二ヶ月で)な、冷え切った風呂場で洗髪に時間かかるの地獄だし、年末に奈良へ旅行するのに邪魔だし、何よりフツーに鬱陶しかったんだ。 そんでいつものように「ベリショで軽く」とオーダーして切ってもらっていたら、 『そうそう、ソコ。ソコをもうちょっとなのだ』 『よき、よき、びゅーちふる』 あまり慣れたくないそこそこ知った気配を感知してしまい、 反射的に出そうになった表情を鋼の根性で押さえ込んで、 「(あんた、ナニしてらっさるの?大神明神さま???)」
752:7392020/12/25(金) 20:28:48.88 ID:xyBR7a6m0 と、問い掛けてみたら、 『主が髪を切っているのは我に会うためなのだろう?』 間違ってはいないが、正確でもない。奈良旅行は確かに大神神社だけど、ソレ以前にジブンの日常生活があって明日も仕事だし、 『ならば、我が取り仕切って何が悪い。む、そうそう。よき』 「(・・・・・・)」 もう、なんでもイイですわ・・・。
753:7392020/12/25(金) 20:30:50.15 ID:xyBR7a6m0 関係ないけど、そこの美容院。 閉店間際で店内が空いているのをいいことに店員がスキップすると、他の店員もスキップしだす美容院です。 イタリーでもメリケンでもなく、日本の美容院です。
754:7392020/12/26(土) 20:54:07.05 ID:WZg2pckd0 もういくつ寝ると正月ですね。 数年前の晩秋に父が亡くなった年の末のこと。 当然のように世帯主の死後のアレコレでお正月準備のムードもへったくれもなく過ごしていたのだが、 ある日、店頭に正月飾りを売っている小さな店を特に意識することなく通り過ぎようとしたら、しだら(便宜上呼称で某八幡のソレではない)が珍しく神妙な雰囲気を出して、こう云った。 『なぁ、コレを飾ってくれたら「歳神」ってヤツを連れてきてもいいぜ』 コイツは突然ナニを云っているんだと思うと同時、ヒトが死んだ家に正月飾りなんて田舎人間の母が許さない(し、何より伴侶が死んで日が浅いのにソレはナイ)だろうと思って難色を示してみたら、しだらはやや面白くなさそうな面持ちになってどこか拗ねたような様相。 その様子に少し悩み、 「(わかった。アレをがんばって言い包めてみるわ)」 と、一応返事をした。
755:7392020/12/26(土) 20:59:27.97 ID:WZg2pckd0 そして後日、母をテキトーにざっくり誤魔化し、 先の店で買った正月飾りを玄関前とシューズボックスのところに置いたんだ。 そしたら、 『待ってろ』 と、しだらがドアを開けて(勿論実際の物理的には開いていない)出て行って、 ほどなくして、 『我こそは「歳神」なり。謹んで、敬え』 と、いつもの白装束のアタマに『歳神』という札(しかも手書き風)が張られただけの帽子を被った、いつものしだらが。
756:7392020/12/26(土) 21:07:20.63 ID:WZg2pckd0 「(なんだよwwwwww『歳神』ってお前がなるのかよwwwwwつかなんだよその偉ぶった態度わwwwwwいつも絶対ェしねぇクセにwwwww)」 と盛大に草生やしながら大笑いしたのだが、相手が少しだけ、ほんッッッの少しだけカオを顰めたので笑いを無理やりに収めて、 「(ハイハイ、今は『歳神』さまでしたね。では『歳神』さま、大したものはありませんが、寛いでいただけるとさいわいです)」 と、しだら改め『歳神』と年末年始を、他の家族がいないときに酒と簡単なつまみを出すことぐらいだが、ゆるく過ごした
757:7392020/12/26(土) 21:08:40.55 ID:WZg2pckd0 そして正月三が日も過ぎると、いつの間にかいつものしだらに戻っていた。
758:7392020/12/26(土) 21:15:42.29 ID:WZg2pckd0 それから暫くして、 イロイロ落ち着いてきたため、近所の図書館で頼んでいた民俗学の書籍を読んでて、凍りつく。 ――歳神とは山の神が人里に降りてきて持て成され田の神となり、 しだらの大元は山林霊だから、アレはガチで本物の『歳神』に相違はなかったんだ。 アレで。
759:7392020/12/26(土) 21:21:49.91 ID:WZg2pckd0 そして何より、 歳神本柱は、正月を祝ってて、一緒に祝わせてくれるならイイらしい。死穢があろうがなんだろうが。 まぁ、その家がイヤなら、そもそもジブンが行かなければいい話だもんね。 家を選ぶ権利は向こうにあるんだし。
760:7392020/12/27(日) 19:32:49.85 ID:bUxopZWC0 奈良旅行の準備をしてて、 下着類とかをセットしているときに大神明神がキて、 怪訝そうにショーツを見ると『なんでこれは必要なのだ?』と。 昭和初期までショーツ文化がなかったゆえの純粋な疑問だったろうから返そうとしたら、 『パンツはな、ロマnゥボォ』 しだら(便宜上呼称で某八幡のソレではない)が物凄く余計なことを吹き込みそうな気がしたから一発殴っといた。 頼むから準備させてくれ。
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