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【全米が】なんか笑える霊体験31【テラワロス】
754:7392020/12/26(土) 20:54:07.05 ID:WZg2pckd0 もういくつ寝ると正月ですね。 数年前の晩秋に父が亡くなった年の末のこと。 当然のように世帯主の死後のアレコレでお正月準備のムードもへったくれもなく過ごしていたのだが、 ある日、店頭に正月飾りを売っている小さな店を特に意識することなく通り過ぎようとしたら、しだら(便宜上呼称で某八幡のソレではない)が珍しく神妙な雰囲気を出して、こう云った。 『なぁ、コレを飾ってくれたら「歳神」ってヤツを連れてきてもいいぜ』 コイツは突然ナニを云っているんだと思うと同時、ヒトが死んだ家に正月飾りなんて田舎人間の母が許さない(し、何より伴侶が死んで日が浅いのにソレはナイ)だろうと思って難色を示してみたら、しだらはやや面白くなさそうな面持ちになってどこか拗ねたような様相。 その様子に少し悩み、 「(わかった。アレをがんばって言い包めてみるわ)」 と、一応返事をした。
755:7392020/12/26(土) 20:59:27.97 ID:WZg2pckd0 そして後日、母をテキトーにざっくり誤魔化し、 先の店で買った正月飾りを玄関前とシューズボックスのところに置いたんだ。 そしたら、 『待ってろ』 と、しだらがドアを開けて(勿論実際の物理的には開いていない)出て行って、 ほどなくして、 『我こそは「歳神」なり。謹んで、敬え』 と、いつもの白装束のアタマに『歳神』という札(しかも手書き風)が張られただけの帽子を被った、いつものしだらが。
756:7392020/12/26(土) 21:07:20.63 ID:WZg2pckd0 「(なんだよwwwwww『歳神』ってお前がなるのかよwwwwwつかなんだよその偉ぶった態度わwwwwwいつも絶対ェしねぇクセにwwwww)」 と盛大に草生やしながら大笑いしたのだが、相手が少しだけ、ほんッッッの少しだけカオを顰めたので笑いを無理やりに収めて、 「(ハイハイ、今は『歳神』さまでしたね。では『歳神』さま、大したものはありませんが、寛いでいただけるとさいわいです)」 と、しだら改め『歳神』と年末年始を、他の家族がいないときに酒と簡単なつまみを出すことぐらいだが、ゆるく過ごした
757:7392020/12/26(土) 21:08:40.55 ID:WZg2pckd0 そして正月三が日も過ぎると、いつの間にかいつものしだらに戻っていた。
758:7392020/12/26(土) 21:15:42.29 ID:WZg2pckd0 それから暫くして、 イロイロ落ち着いてきたため、近所の図書館で頼んでいた民俗学の書籍を読んでて、凍りつく。 ――歳神とは山の神が人里に降りてきて持て成され田の神となり、 しだらの大元は山林霊だから、アレはガチで本物の『歳神』に相違はなかったんだ。 アレで。
759:7392020/12/26(土) 21:21:49.91 ID:WZg2pckd0 そして何より、 歳神本柱は、正月を祝ってて、一緒に祝わせてくれるならイイらしい。死穢があろうがなんだろうが。 まぁ、その家がイヤなら、そもそもジブンが行かなければいい話だもんね。 家を選ぶ権利は向こうにあるんだし。
760:7392020/12/27(日) 19:32:49.85 ID:bUxopZWC0 奈良旅行の準備をしてて、 下着類とかをセットしているときに大神明神がキて、 怪訝そうにショーツを見ると『なんでこれは必要なのだ?』と。 昭和初期までショーツ文化がなかったゆえの純粋な疑問だったろうから返そうとしたら、 『パンツはな、ロマnゥボォ』 しだら(便宜上呼称で某八幡のソレではない)が物凄く余計なことを吹き込みそうな気がしたから一発殴っといた。 頼むから準備させてくれ。
761:7392020/12/28(月) 19:12:11.22 ID:9wrUfmy2s 三輪明神に半ばドナドナされる形(横付けされてしまい脇道入ろうとすると『後で』云われ戻される)で大神神社に行って参りました。 そして御朱印帳も切れかかっていたので、新たなものをいただき最初の帳面を書いていただく。三輪明神、ご満悦。 だったのだが、書置きの限定御朱印二体を追加で頼むと、 『不要では?』 素朴過ぎるガチナチュラルトーンに対して私が言えたことは、 「(金銭を『対価』として支払うことに意味があるんですぅ。神社運営は、結局のところ生身人間が行なっていることですし)」 国からの補助金云々かんぬんは知らんが、労働環境としての社寺は大概アレだと聞くので、 参拝者としてできるのは、 何かにつけて「(無理のない程度に)課金する」ことなんだ。
762:7392020/12/28(月) 19:34:12.14 ID:FqluqCoys 余談。 三輪山は雨上がりの今日は避けて一日中晴れ確の明日にするつもりだったのだが、三輪明神が『今行け』云うので渋々今日登拝したんだ。 云った本柱は狭井神社の鳥居前で『お前だけで行け』って離れて。 「(んだよ、一体)」とか内心で毒付いて登拝し、何事もなく終了してにゅうめん食べて大神神社前を通ったら違和感覚えてハッとした。 朝には無かったはずの、立派過ぎる門松が鳥居前に鎮座していたんだ。 新手過ぎるサプライズに、目が軽く死んでしまったのは仕方ないんだ。 とりあえず友人に「ホントに愛されているねwww」と草を生やしてもらって、 慰めを貰おうと思うんだ。
763:7392020/12/29(火) 19:44:12.14 ID:RLjcBytPs 空腹が過ぎたとはいえ実に申し訳ないと思いつつも。 大神神社周辺には「ちゃんとした」飯屋が少な過ぎる(上に年末休みの店が多いし土産物屋すらもry)のが盲点で、あちこち歩き回って疲れ過ぎて回復の食料もないため、三輪明神がついた状態で昼過ぎから午後までピリピリすらも無くなって虚無状態に陥っていたのだが、 気付いたらしだら(便宜上呼称で某八幡のソレではない)の気配が強まってて。 どうしたんだと思ったら、しだらが三輪明神を一発殴って『神気で人間の腹は膨れねえんだよ!』と。 そんで大神神社の休憩所まで連れていかれて自販機のアイスを買わされて一時間半ぐらい休まされて、早く宿に戻されて夕食場の時間まで横になっていろ、と。
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