【全米が】なんか笑える霊体験31【テラワロス】
692:02/12(火) 22:16 OTVCBHEz0 [sage]AA
生物部部室にて、
私&A「おいB、スズメバチ好きだよね?」
B「……? 好きだけど。」
私&A「こいつの種類わかる?(箱と死骸を見せる)」
B「……ずいぶん古い死骸だなぁ…… なんだよこれ眼潰れてるじゃん足も触角も欠損してんじゃねーかラベルも付いてねーのかよふざっけんな誰だこの標本作ったやつは管理がなってねぇぶち殺すぞ」

先生、怒るのそこですか?これ標本じゃないと思うんだけどな。
椅子に足乗せて正しい標本の作り方を叫び散らすBを宥めてハチの種類を聞く。
一通り演説して気が済んだらしいB曰く、「多分オオスズメバチだと思う」とのこと。古くて模様が分かりづらいがサイズ的にもうっすら残った模様的にもオオスズメバチがしっくりくるらしい。

私「てことは昆虫バトルロワイヤルしたらこいつが勝つ可能性は?」
B「……? あると思うけど……なんで?(困惑)」
なんとB君蟲毒を全く知らない。純粋にハチの標本だと思ってた模様。
ということでBに蟲毒のやり方、目的等ざっくり教えて再度意見を聞くと、「虫同士無理やり戦わせたらオオスズメバチが勝つかもしれないがスズメバチの成虫の主食は樹液や幼虫が吐き戻す液体であり肉食ではないから飢えさせたからと言って共食いとかするかというとよくわからん」らしい。よくわからん。

その日はそのまま生物部の片隅を占領しつつ蟲毒を生物濃縮で説明できるかの討論をしていつも通り終わった。ハチの死骸は生物部室の一角に放置されることになった。
1-AA