【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝9
203:11/16(木) 09:42 l5yzT/v+sAA
小学生の頃、泊まりの学校行事があった。そこで、各クラス出し物をすることになり私のクラスは創作怪談をすることになった。
皆で、怖い話を出し合い人気のあるものを出し物にすることになり、Aの書いた話が出し物に決まった。
創作怪談と言っても、本から持ってきて良し。その時は、どの本からか記載せよ。というもので、何人も本から持ってきたと言っていた。ただ、Aは本から話を持ってきた子達を馬鹿にしていて、その態度に怒りを覚えた子達に対し「私に対して嫉妬で怒っている」と更に余計なことを言った。
後日、Aの「考えた怪談」はテレビで放送していた話を持ってきていたことが分かるのだがAは、ずっと創作だと言っていた。
Aのことでクラスの雰囲気が、余り良くないそんなある日、物凄い雨の日で16時前にも関わらず夜のように真っ暗になっていた。
私とAと他二名が下駄箱で話しているとAの書いた怪談の話になった。
「本当にAが書いたの?」
A「勿論」
私「凄いよねー。これ怖いもんね」
Aが書いたと信じきって言ったのだけど、Aからは嫌みだと思われたようで睨まれた。
「じゃあさ、話の続き書けるでしょ。続き読みたいな」
「ねー、なんなら今考えて言ってくれても良いし」
私「私も読みたい。きっと怖いんだろうなあ」
A「・・・私考えて書いたけど、急に言ってクオリティ下げたくないし。落ちも考えたいしさー」
私「うん、やっぱり話には落ち欲しいもんねえ」
と言うと皆納得していたが、私が話題を振り返した。
私「こんな雨の日が舞台だよねー。湿った何かを引きずる音が響いてさぁ」
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