【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝
573:04/28(土) 00:42 Kh94Kn/F0 [sage]AA
イノリちゃん、ほんとうに可愛いですね。
れい子さんも別嬪さんだし

>>556
>もうちょっとコレで天然入ってニコニコしてる感じかなw

あの絵の顔立ちでショコタンのような笑顔をしていると思えばいいのですかね。
574:04/28(土) 00:53 Kh94Kn/F0 [sage]AA
>>561
悪魔が来りて笛を吹く… は、ともかくとして、
悪魔さんも音楽に打ち込んで浄化されたのでしょうか。人助けもなさったようだし。

オカリナの稽古が進んだら、ドビュッシーのシランクスを吹いてほしいな
575:04/28(土) 21:19 HDbzwheA0AA
画廊スレにナユラさんの絵が…巧い
描いてくれた方ありがとう。
576:04/29(日) 00:35 fgQ0CdY70 [sage]AA
自分も見てきた。ナユラ母さんとイノリちゃんの快気祝いになるといいね。
577:04/29(日) 06:50 r9xBE0sq0AA
エクソシスト悪魔や厨二天使の話を投下したものです。
姉の笑えない話なので、外伝に投下します。
そもそも、この話はあねは中々話してくれませんでした。
先日姉は新たな出会いがあり、そこで聞いた話で私にここで話を投下する許可をくれました。

オカルト好きな皆さんなら、一度は聞いたことは無いでしょうか?
「忘れられ奉られずに荒れた神社」
「荒んだ神だった存在」
そういう存在に行き会った姉の話です。

深夜になった会社帰りに、姉は一旦帰宅したものの
タバコを切らしてる事に気付いて、コンビニに出かけました。
近所のコンビにが引っ越して遠くなり、そちらへ向かうのは面倒に感じ、めったに行かない
ロー○ンに裏道を通って向かいました。
昔の農道を舗装した道で、街頭はほとんど無く。夜道は基本真っ暗に近いです。
行きしなは何の問題も無かったのですが、適当にタバコ以外の飲食物を買い込んでものの10分ほどの
徒歩の道だったのですが、帰り道は裏道に足を踏み入れたときに「しまった」と姉は思ったといいます。
暗い農道に一歩二歩入って、行きしなには感じなかった異質な感触が濃厚なのを感じたといいます。
そこで表の道に引き返せば・・・・とも考えましたが
『どこだぁああ・・・どこだぁああ』
と何かを探すナニカの声が闇から響いてきました。
『どこだぁあああ・・・食らうてやるぞおお、引きちぎってやるそぞおお
ひきずってやるぞおおおすすってやるぞおお』
そこかしこから声が聞こえて、姉は自分が探されているのだと気付いて、とっさに小さなわき道に入り
草木の陰にしゃがみこんで息を殺しました。
どうも複数の魑魅魍魎のような正体不明のものに狙われてしまったようで
今度からは夜中は此処を通るのやめようと、決心はしたものの現状の打開策が一切無く・・・・。
いっそ、飛び出して勢いのまま相手を殴り倒して家までダッシュかまそうか。など考えはしたものの
数が多ければ食べられて翌朝冷たくなって発見とかもありえると考えて、断念。

どうにか策は・・・と不意に振り返ったときに、姉の視界に闇の中に赤い鳥居が見えました。
と言うか振り返ってすぐに鳥居が立っていて、姉は一も二も無く鳥居の中に転がるように飛び込みました。
(長いので一旦切ります)
578:04/29(日) 06:55 r9xBE0sq0AA
(続きです)
湿った土の香りと、小さいお社。参道側ではなくて脇のお社の裏側に身を隠すようにして、姉は手を合わせたと言います。
「夜にすみません。管轄外ですみません。こんな時間にすみません。ほんの僅かの間身を隠させてください。かくまってください。お願いします!!!」
と手を合わせて必死にお祈りしたと、すると不意に腕をつかまれ思い切り前方に引っ張られ
あねはものすごい力に引かれて倒れこんでしまいました。
そこは夜の湿った土の地面ではなく、冷たくはあっても屋内の板間。
膝をついてしまって体を反転させて振り返ると、人影が姉を見下ろしていました。
「・・・っ」
姉は危うく悲鳴を上げそうになったと言います。
その人影は、明らかに目が狂気に染まっていて、髪はざんばらで地面まで延び放題。本来はきらびやかで美しい着物であろう衣装が
汚れて破れて・・・ぼろぼろで・・・。
男女の区別も出来ない様子で、口は薄ら笑いを浮かべて、ふらっふら・・・と僅かに首が揺れてるのです。
焦点が合っていなかった目が、ふぅ・・っと姉に向けられて、姉は相手が神社の主だと悟りましたが
同時に「一難さって・・・」とも思ったので、その場を何とか取り繕い立ち去ろうとしました。
荒み正気を失っていると分かったからです。
「あ、あの・・・ご面倒を・・・すぐ立ち去ります・・・」
相手は、なんと言うか・・・なにか楽しそうに鼻歌を薄ら笑いで歌いながら、目は姉を凝視して、
「・・・大丈夫・・・だいじょうぶ。・・・・ダイジョウブ」と言うそうです。
それは、姉が感じたことなのですが
怯える姉を安心させるための大丈夫と、自分の異様さに恐れる必要の無い大丈夫と、守るからと言う大丈夫。
荒んで狂気に走ってはいるが、ギリギリ大切なものを保っているのだと姉は分かったそうです。
(続きます)
579:04/29(日) 07:04 r9xBE0sq0AA
(続きです)
そこに姉を探してた魑魅魍魎たちの声が響いてきたのですが、社の主は(おそらく)にっこり姉に微笑むと
「待っていて・・・・・だいじょうぶ」と部屋を出て行きました。
平安時代ものの漫画とかでみる御簾が夜風に揺れてるのを姉は半ばぼんやり見詰めてたといいます。
御簾もぼろぼろだったそうです。というか、建物そのものがもうぼろぼろ・・・・。
姉の居る部屋に、声だけが聞こえてきてやり取りの内容が、
「よこせえええ!」
「・・・・どんな者でも、懐に飛び込んできたら、助ける・・・・役目」
「悪い者だから食ううう」
「悪いものなら、引き裂こう・・・それも役目・・・」
それ以降はなにかもめてる様子は伺えても、会話内容までは分からなくなったようです。
やがて静かになって、壮絶な笑みを浮かべた主が戻ってきました。
もうその姿は、壮絶としか言えなかったと言います。
「もう、大丈夫・・・大丈夫・・・もういない・・・・ふふ・・・いない」
姉は立ち上がって礼を言い、あにかお礼にと買ったものを探りますが断られました。
「なにも・・・いらない。ほしくてしたのじゃない。当然だから・・・助けた・・ふふ・・・当然」
そして主は早く帰るように姉を促しました。
「さみしい・・・ここにいたら、閉じ込めてしまう・・・・さみしいから・・・でも、行きなさい」
強引に主は姉を押し出して、ほぼ突き出される形で姉は再び屋外に転がり出ました。
そこは、裏道の終わりの路地でした。
振り返ったら民家の壁。鳥居も神社もない。
思い返せば、裏道に神社は無かった。界隈を別にした場所にはあるが、どうも違う。
そう存在し得ない場所の神社とそこの主にあねは窮地を救われた。
思い出すたびに、ありがとうございますと念じているそうだ。
(もう少しお付き合い下さい)
580:04/29(日) 07:06 r9xBE0sq0AA
(続きです)
姉がこの話を誰しもに伏せてたのは、荒みきった姿を知られるのは嫌なことではないか。失礼ではないか
と姉は考えて話すことをしてこなかったのだが、
「忘れられてたり、神様が立ち去った神社でも、人々が集まって祈りが生まれたら、また再生するのじゃないかな?そう考えたい」と言う女性に出会ったそうで。
一抹でも祈りを抱けば、悲しいばかりの現実が少しでも変わるのではないか、と考えたから話すのを決めたそうです。
狂気に染まっていきつつも役目を大事にして、絶対に超えてはいけない一線を守る社の主に
姉は何も出来ないのを歯がゆく感じていたといいます。
姉の腕をつかんだ手は、爪が伸び放題で、つかまれて痛かったそうです。
姿は魔物だと言われたら、そのまま信じてしまいそうになるほどで・・・
なのに、姉を守り助けてくれました。礼はいらないと。
私からも、姉を助けてくれた社の主に感謝します。
こんなに長くなるとは思わず・・・長文乱筆失礼しました。
581:04/29(日) 07:25 fqGRW2HQ0 [sage]AA
れい子さんやナユラ母さんやイノリちゃんが大変な時
ここの住人があちらこちらで祈ったと思うんだな。
ひとりひとりの思いはちいさくても、数が集まれば
思いもかけない神様達まで動いて下さったり。

だから思いが集まり重なれば、きっと再生へと
向かわれるはず。

人と神様が一直線につながっている国だから
きっと通じるはず。
まずは近くの神社に行ってきます。

古の神様。どうもありがとうございました。
そしてこれからも、危険な者があらわれましたらお守り下さい。
582:04/29(日) 21:22 H1rU8JAP0 [sage]AA
>>577
正しきものを助け邪なものを引き裂くお役目があるということは、さぞやの位をお持ちだったのでしょう。

自分の寂しさに取り込んでしまわないよう、お姉さんを追い立てるその強い矜持。
読みながら涙いたしました。

どう祈ったらよいのか見当がつきませんが、せめてその髪の一筋でも整えてさしあげたい、
衣装のほつれ一つでも繕ってさし上げたい、と思いました。

上位の神様、どうかご教導くださいませ。
1-AA