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【全米が】なんか笑える霊体験21【テラワロス】
11:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 02:44:51.22 ID:whmi+i0T0 [sage] 乙
12:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 02:52:07.19 ID:IEzTBnpr0 [sage] 金縛り頻繁に合うんだけどさ、はじめて乳もまれた。 まぁ、ワタシがお願いしたんだけどね
13:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 03:38:48.00 ID:GR+krUva0 [sage] 短くする努力はした。 でも長かった。 ゆるせ。 『廃寺』
14:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 03:39:48.24 ID:GR+krUva0 [sage] 廃寺(1) 自動車学校に通っていた頃の話し。 就職必須要項で免許が要る。 高校卒業間近で、どこの自動車学校も混んでいて、 距離の近い自動車学校には入れなかった。 家からほどよく遠い学校に通ったのだが、 送迎バスが苦手で、帰りは電車を使うことが マイフェイバリットになっていた。 ほどよく田舎の車校、市電の駅までも民家がまばらに 田んぼ道をテクテク歩く。 マイクロバスで、見ず知らずの他人と ぎゅうぎゅう詰めで帰る苦痛を考えれば、 寂しげな田舎道も楽しいもの。 就職する3月末までに免許を取るから冬の寒い時期。 高校が終わってから車校に行くので、 帰りは8時とか9時くらいになる。 夕闇迫る田舎みち、電車の時間まで無人駅のまわりを ふわふわ歩いて時間をつぶす。 区画整理されていない道ばかりで、 思わぬ場所に出ることもある。 今思えばかなり不審人物であった。
15:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 03:40:18.05 ID:GR+krUva0 [sage] 廃寺(2) その日も、帰りの電車を待つ間、ふらふらと散策をしていた。 山の向こうがかすかにオレンジ色に見える夕暮れ時。 新たなルート(なんのルート?)を開発すべく、 また人の気配のない方角へ歩いていた。 舗装されていない農道に入り、その道がショートカット出来ない 一本道だと分かった頃には星が見え始めた。 このまま進めば国道には出るのだろう。 しかし、まだ先は長いように思えた。引き返すのも癪だし、 このまま進んでこの道の向こうを開拓しよう。 若気の至れり尽くせりである。 そのままズンズン進んでいくと、道は山の裾に沿って、 予想に反して国道より離れて行き、 民家もまばらとなり、寂しいことこの上ない。 なんとか、なんとか、国道方角に出ないものかと祈りながら 山から突き出た林を越えると寺があった。 外塀はボロボロで瓦も落ちて、 人の手が入らなくなって随分経つ感じだ。 “もしかして呼ばれてしまったのか?”と背筋が寒くなった。 一歩踏み出すたび、震えが来るほど怖気がたった。 視界の端に本堂を見て、中もそうとう荒びれているなと思い。 それ以上何も考えないよう通り過ぎた。
16:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 03:43:56.93 ID:GR+krUva0 [sage] 廃寺(3) そのとき風が吹いて、“ギーッ”と扉が開く音がしたわけだ。 古典中の古典的な状況に“マンガじゃねーんだから!”と腹が立つ。 でも現実は笑っちゃうくらいオーソドックスでスタンダードだった。 見た目に200%廃寺の建物から“チーンッ”と鐘の音がした。 同時に、かすかではあるが念仏と木魚の音がし始めて、腰が抜ける。 暗くて見えなかったが、よく見ると山側に石塔が林立している。 五輪塔?、円柱?、墓のようにも思えたが、それに気がついた時、 やっぱり“呼ばれたんだ”と確信した。 自分の意志とは関係なくからだが震える。 じっとり汗をかいている上に、風が冷たくなってきたからだ。 さらに、ありがちな事に線香の匂いまでするようになった。 やばい、やばい、ヤバイッ!! ありったけの気力で逃げようと、走って逃げようとした。 いきなり転んだ。 右足をつかまれている・・・・。 白い手が、すーっと伸びてる。 その先は何もない。 冷たい手だけが自分の足をつかんでいた。 「・・・ヒッ!・・・」
17:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 03:45:26.98 ID:sdZnh1T70 [sage] 笑えるのかな わくわく
18:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 03:46:57.68 ID:GR+krUva0 [sage] 廃寺(4) 気がついたとき、青い回転灯がくるくる眩しかった。 「・・・おい!大丈夫か?おーい!」 ボランティアの防犯パトロールに助けられたらしい。 「こんな所でなんしとったの?」 「事件か事故に遭ったんか?」 「痛いところ無いか?」 しばらく口もきけずに「・あ・うあぅ」してた。 あまりの朦朧ぶりに、重大な事件と思ったおじさん達は、 「警察呼ぶから、安心しいや。」「救急車が先や!」と言い始めた。 自分は事が大きくなるのを恐れて、 涙流しながら、鼻水垂らしながら、ブンブン頭を振った。 それをさらに勘違いしたおじさんは 「安心しや、安心しや、もう大丈夫。もう安全や。」と 車からタオルケットを持ってきて、肩から掛けてくれる。 確かに寒かった。震えていた。 「・・ちがう、違うんです、ぁぅ」 「もう何も心配せんでええ。おいさん達がついとるけぇ。」 必死になだめるおぢさん。 「・・・そうじゃなくて、オバケが、ぁぅ」 「犯人か!」 (ちがーーーーーうッ!!) まあ、そらそうなるだろう。 片田舎の廃寺のかたわらで、女子高生がひっくり返っていたら そういう方角に考えて当然だ。 もう性的犯罪被害者です。
19:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 03:49:19.07 ID:GR+krUva0 [sage] 廃寺(5) そうこうするうちにサイレンが聞こえて、 腫れ物を触るかのような手厚い保護を受けて、 あれよあれよという間に救急車に乗せられて、 病院に着いたら無実の性暴行診療を受けて、 その頃には冷静に話せるようになっていたのだけど、 顔から火が出るとはこういう物なんだろう。 恥ずかしさと申し訳なさで縮こまって、 真っ赤な顔で、「違うんです」「幽霊が・・・」 と事情をのたまわり、頑なに診療を拒むわけですよ。 医者の目線を追っていくと、 痛くは無いけれど右足につかまれた跡が・・・ 「辛いのはわかるけれど、ちゃんと治療しないと・・・」 (ちがーーーーーーうッ!!これは・・・涙) すべての状況が言い逃れできない。 ああ、夜間救急の先生って男の人しかいないの? 生涯初めてとなる御開帳がこのような形で訪れるとは、 さっきの恐怖より今の恥ずかしさが完全に勝って、 そのせいでフラッシュバック的なトラウマにもならず、 (病院の方がトラウマになったw) 警察官にも繰り返し聞かれたけど、 「・・・幽霊なんです。」とはっきり言ったら、 あきれられた、駆けつけた父と母には泣くほど怒られて、 怖い思いをしたのに、気絶するほど怖かったのに そのことは何度思い出しても平気だった。 ショック療法?
20:本当にあった怖い名無し2011/11/09(水) 03:54:25.16 ID:GR+krUva0 [sage] 廃寺(6) この事があった後は、 ぎゅうぎゅう詰めのマイクロバスで帰るようになった。 しばらくして、父が教えてくれた。 あの寺はそうとう古い時代には近隣の総本山みたいな寺だったと。 明治初期の廃仏毀釈運動で廃寺となってしまったらしい。 ただ、墓だけは掘り起こすことをしかねたらしく、 そのままになっていたんだと。自分が見た五輪塔や石柱(円柱)は やっぱりお墓で、形が古かっただけ。 人の背丈ほどもある大きなものだったから、何かの碑かと思った訳だ。 よく知っているなぁと思ったら、 あのときのパトロールの人に聞いたらしい。 その人かどうか分からないけれど、 病院を出るとき 「ちゃんと御祓いしてもらいなさい。」と言ってくれた。 そして、事情がわかったパトロールのおじさん達が 「まあ、なんともなくて良かったわ、」うんうんて感じで 「ほんでもびっくりしたぞ。」 「何事もなくて良かった良かった。」 「まーびっくりしたわな、女の子がパンツ丸出しで寝とるんやもん。」笑 (これ以上傷口を拡げないでーーーーーーッ!!) 御祓いもしてもらい、特に霊的障害もございません。 あざも残っていません。 今となっては笑い話ですが・・・。
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