【全米が】なんか笑える霊体験22【テラワロス】
497:05/06(日) 18:39 LFwsOZQoO
「本当はね、優しい奴もいるんだ。みんな仲良くしたいと思っているんだけど、中には怒ってる奴もいるんだ。だって、人間は自分の利益の為に自然を壊す事ばかり考えているだろ?それは許せないよ。だって、自然は人間だけのものじゃない。」

「だから、人間を嫌って意地悪をしたりするやつもいる。でもそういう奴は一部で、たいていは静かに見つめているんだ。さっきも君たちが帰る姿をずっと見ていたんだよ。今日もいい日だったかなって。」

「本当はね、君のお父さんや君のおばあちゃんにも会った事はあるんだ。もうだいぶ昔のことだけど。」

とそこまで言って、男の子は私の手を離した。
「この道をまっすぐ進めば君の知ってる道だよ。」

「僕に会いたくなったらいつでもここを見つめてごらん。いつでも会えるからね。」

と言った。
「ありがとう…」
と私が振り返ると、その男の子はもういなくなっていた。

なんだか怖くなり、男の子が言うように、まっすぐ駆け出した。

やっと明るい道になり、さっき私がいた場所を見上げるとそこは、小学校の横の小山だった。

「いつも見守っているよ…」

そんな声がして、ふと目を覚ました。
次の日、父に幼少期、不思議な男の子と遊んだ事はないかと聞いた。
父は、名前は覚えてないが、一度だけ知らない子と相撲をとって遊んだ事があると言っていた。
あの夢の中の男の子は、ケンムンかもしれない…それは気のせいではないかもしれない。
ずっとそう思ってきた。

そして、あれから年月が流れて、大人になった今も、時々、小山の脇を通り小山を見上げる事がある。
今日もいい日だったよ。
と、笑いながら見上げると見えない誰かも笑い返してくれている気がするんだ。
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