【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝3
982:11/07(水) 17:47 gFrRZzgVs [sage]AA
神様にしろ守護霊にしろ、霊的なものには同じ質だから対処しやすいけど、
物質的なものに干渉する為にはエネルギーが半端なく必要なんだよ…。
逆からいえばそれだけ生きてる人間には本当はものすごいエネルギーが宿ってるって事だよ。
983:11/11(日) 01:14 WABzpDUi0 [sage]AA
水泳が得意なのも水神絡みなのかな
984:11/11(日) 11:19 HVEc5KIHOAA
>>982
なんか感動した
>>983
それは……どうかな
でも溺れたら助けてくれるかも。カッパなら逆かも
985:11/11(日) 18:25 AM6zGUD7O [sage]AA
>>983
前世がカッパだった可能性もあるよw
986:11/14(水) 17:57 5YJS2yTv0 [sage]AA
エクソシスト悪魔の姉話の者です。
何度も何度も書き直していくうちに、なんだか色々こんがらがってしまったので、シンプルに書きたい事を
最優先に書いていこうと思います。文才ないのに込み入った話を書こうとしたのが間違っていたかもしれません・・・。

詳細は省かせていただきますが、我らが姉妹の両親は共に血筋をたどれば、神社仏閣関連の業務に関わっていたり、
掘り下げると血筋の因縁ネタ満載な家系でありまして、姉が結構そう言うものを背負わされてたようなのです。
私も無自覚でしたが、そう言うものが日常に溶け込んでいたようで・・・・ホラーだのサイコだの意識しないと気付かない
恐怖に最近気づいて恐怖に眠れない日もありましたが、今日も元気です。
さて、その話は少しだけ関係する様なしない様な話なのですが・・・・。

遠縁の親戚といっても遠縁の遠縁の・・・もう他人って言って差し支えないくらいのある男がおりまして・・・
祖母の13回忌で見かけた男に姉が酷く不快を感じたのが切っ掛けでした。
かなり失礼で距離なしの勢いで親戚の集まりの中で明らかに浮いてました。
と言うかこれまで何処に居て今回どうして急に来たのか・・・・・。こんな遠縁来なくても良いよね。と言う印象なのですが、
なんか親戚の中の後黒い思惑の結果だったようなのですが、掘り下げるのが怖いのでスルーで、その人もスルーで、と
姉妹固まった決意他、真っ当な親類たちも敬遠と言う選択で和やかな13回忌が準備、執り行われて行きました。
法要が終了し、食事会に移行した和やかな時間が始まった時に、恐れていた事態が起きました。ツヅク
987:11/14(水) 18:03 5YJS2yTv0 [sage]AA
ツヅキ
姉は黙っていれば見た目華やかです。男女問わず姉は目を引くのですが、そこに件の男がぐいぐい姉に攻め攻め姿勢で
なんと、姉の隣に割り込んで絡んできました。
9割ほどの割合で姉はスルーしながら、「はぁ・・・」「ああ」など、迷惑そうに相槌を辛うじて返す感じでいたら
親しい従姉妹や叔父などが姉が迷惑がってるのを察して助けようとしてくれましたが、暴走するその男は非常識さに拍車をかけて
姉を口説き始めていました。
それも、なんか自分絶賛話で姉の気を引こうとしたのか・・・オカルト話が始まりました。
なんでオカルト?といきなり始まった男の自慢話に私も姉の隣で首ひねってましたが、姉を見やれば
豪華な仕出し弁当に蓋をして(ぶしつけな男の息もつばもかかるのを防ぐため、だそうです)正座を崩し、あぐらをかいて
タバコを吸いはじめました。
何人かの親戚が「え?姉ちゃんタバコ吸うの!?」と驚愕してました。

男「〜〜〜で、俺見える人だから、姉ちゃん(初対面でちゃん付け)の前世みてあげるよ。
こうして出会うのも縁があるから、きっとおれと出会うのは前世から決まってたんだよ」
姉は早々に煙草一本吸い終わり、速攻二本目に火をつけてます。
姉「私の前世は砂漠の国の王様の一人娘で一生豪遊して遊び暮らしましたとさ。めでたしめでたし。でいいっすよ」と
迷惑ですよとやんわり断るも、男は気づかずに勝手に話を続けます。
男「お姫様って良い線行ってるよ。僕もね前世女の子だったんだよ」と
何故かテンションあげて話が加速する男。姉がすごく苛々してるので、いつ爆発するかとヒヤヒヤしてました。
姉は怒ると本当に怖いので、親戚一同の前では怒らないだろうとは思いましたが、相対する男が
あんまりにも姉の地雷を狙ってるかのように踏み始めるので、気が気ではありませんでした。
姉も見えない世界に接することが増えた人ではありますが、姉の関わる見えない存在たちは姉へ
より現実的な視野や行動言動を指導し推奨する天使や神様や守護の人たちなので、教育の行き届き始めている姉は
気持ち悪い怪しいものへの忌避感が強くなり始めていたそうです。
それに加えて、どうもその男は何か姉の嫌悪をより濃厚に駆り立てる雰囲気を持っていたそうです。
私からみても、気持ち悪い怪しい男にしか見えなくて・・・変質的な雰囲気を感じました。まぁ親戚のだれにも言ってませんが。
ツヅク
988:11/14(水) 18:49 5YJS2yTv0 [sage]AA
ツヅキ
男は饒舌に、自分は何とかって神様がついてて〜と私でもわかる神様の名前を連呼してましたが
国籍や時代背景バラバラな名前の列挙でした。初めて生で中二病見た〜と思いましたが、なんかそれだけじゃないような・・・。
話しが聞こえてた親戚達は一同ドン引き。誰がこんなの連れてきたんだと、飼い主探せば酒に酔って大声でお坊さんになんか話してる。
姉は黙ったまま、口にはビールかタバコ、若しくは盛大な溜息を繰り返し、完全スルーを決め込んでましたが男は気づいていない。
私も姉が怖いし、男は気持ち悪いので黙って美味しい仕出し弁当を食べてました。伊勢海老の半分になったグラタンをうまうま食べてたら
姉は後ろの人にSOSを出してたそうです。
というか、愚痴?
守護の人は、当初無言でしたが(ほぼいつも無言でなにかのときは簡潔にアドバイスをくださるそうです)姉が男を完全無視し始めて
少しして「この者の内を見ろ」と返答があったそうで、内?と内心首ひねりながらも守護様の言う事なら・・・と
呼吸を整えて意識を男の内側に向けたそうです。
確かに、女の気配がして・・・姉が意識を探ればそれが目の前の男の前世に相当するものなのではないかと認識したそうです。
中二病とか何か他のモノも拗らせてる男は、質の悪い事に多少の霊能感知能力はあったようで、多少の事は本当の事のようだったとの事です。
が、姉はもっと深く深くあいてを見出してました。

映像とイメージとが姉の中に流れ込んでいたそうです。気持ち悪い男に関するものは見たくないなと引きかけたそうですが、
守護の人が「大事なこと」と姉を引き留めて情報を受け取らせるのだそうです。
以下、姉の見て感じ聞いたものです。
 ツヅク
989:11/14(水) 18:57 5YJS2yTv0 [sage]AA
ツヅキ
神社が見えたそうです。広く大きな神社で室町以降の時代の東の地方に近い地域の神社だそうです。
白い砂か石が敷き詰められた庭園に、見事な松の木。
広大な敷地で格式高い雰囲気の聖域。
三人の巫女が見えたそうです。その内の一人が気色悪い男だなと、姉は確信したそうな。
この三人は正式な巫女と言うよりも研修の研修中という感じで、見習い修業中のようでした。三人の背景までは掘り下げなかったそうですが
巫女と言う役職を目指すと言うのに、神様への敬意を一切払わず、持ち合わせてもおらず、神事の見学でこっそり三人でプークスクスしてるようだったと姉は感じたそうです。

そこで、姉はこの三人を知っていると言う感覚を覚えたのだそうです。
なんかこの流れは知っている。
目の前の男から意識を離すと、情報は一旦途切れるのですが姉は見えた物の全体像を知っているのだと感じたのだそうです。
相手から受けた情報の影響かと思い、意識を切り離して深呼吸を繰り返して落ち着かせてタバコで切りかては見るものの
やはり知っていると言う感触は錯覚ではないな・・・という感触に少々辟易したそうです。
男が言った「前世で会ってて出会うのは決まっていた」と言う言葉がどんな形にせよ当てはまるのが不快だったとの事です。
まぁ、そんな事はさておいて・・・。姉は後ろの守護の人からの促しがあってその知っている感覚を引き出すことにしました。

姉は男性で壮年と言うにはまだ若干若いくらいの年代で、鎌倉に時代が突入する少し前位、若干落ち着きがが失われつつある情勢で
それでもまだまだ安定した地域に根を降し神社仏閣(主に神社で寺院は一部だったそうですが)の管理?の役職をしてたそうです。
神主さんとかではなくて宮仕えだったそうです。
当時はだんだん失われつつあったそうですが、神仏は大切で人々は大切にお祀りするのは心の安寧ばかりか
人とそうではない存在の絆の様なものもあったそうです。それは現代ではピンとこない感覚ですが当時もそれ以前からも
非常に重要で国の事業の一部であり人として命としての精神性の分野の大切さも含めて、神社仏閣は保護されてたそうです。
(勿論いろんな側面を他にも含んで他にも重要な要素は多くあります)
ツヅク
990:11/14(水) 19:04 5YJS2yTv0 [sage]AA
ツヅキ
今で言うところの、姉は30代半ばから40代ほど?
姉の管轄下の神社で巫女が複数人共謀し、ご神体を盗み出し破壊すると言う事件が起こったそうです。
しかもその神社は国家としても重要な神社で、神仏との絆(多分結界とかそんな意味合いもあったかもと)を結ぶ神社で
ご神体はその約定のもと神仏から人間へ信頼の証として降臨した神様の物だったのだそうです。

つまりは、神仏の信頼を人間が裏切り、人間へ親愛を示してくれた神様を殺した、という事になるのだそうです。
ゆゆしき事態に姉は激怒し、しかし怒るだけでは事の収集はかなわず・・・。
事件の首謀者は神仏を馬鹿にしきった三人の巫女見習い。神事見学中に見るなと言われてたのに見たご神体が
あまりに綺麗で欲しくて盗み、山分けに砕いたのだそうです。
この三人は処刑が決定しました。
それで話は済みません。何一つ解決できないのです。姉は速攻馬を走らせてその足で使者と迎えをやらせて
管轄地の他の大きな神社の神主や隣接する他の担当地の同職者や神主を急遽呼び寄せたそうです。
このままでは大切な神様を失ってしまう。この地から神の加護が消えてしまう。信頼を裏切ったその返上をしなくては、と
かなり追いつめられて焦っていたそうです。
ツヅク
991:11/14(水) 19:36 5YJS2yTv0 [sage]AA
ツヅキ
件の神社の神主はより失意が大きく、神様を裏切ったばかりか殺してしまった。と
地に這い蹲り天に平伏して幾日も動かなかったそうです。
その神社の正式な巫女は、幾分かの時間稼ぎにと自分の身の内に神様を降し、守ろうとするも
ご神体を砕かれたために苦しみに七転八倒し悲鳴を上げ続けてたそうです。
幾人の命もかかっているうえで、姉は呼び寄せた人達に要請しました。
殺された神へ、新たな名前と役職と約定を、各々の役職と立場で口上として宣言させて、そして新たな神として
降臨していると言う既成事実を作れば、守れると計画し実行したのだそうです。
これだけではないそうですが、なんか色々裏ワザしたそうです。

すると苦しみもがいてた巫女も平静を取り戻し、かなり力を失ったものの、神様は本質そのものは別の神様として
新たにその神社で祀られる運びになり、辛うじての消滅は回避できたそうです。
神様を守るのに身の内に入れた巫女が、神様の言葉として、自分を守ろうとした巫女へ「苦しめてごめんなさい」とさめざめ泣いてわびたそうです。
神様本人も、自分が失われていく中でどうして良いかわからなかったと、巫女の言葉で発したそうです。
後日改めて神事を大々的に行ってお祀り直し、正式に神社の名前も変えて平穏を取り戻したそうです。
ツヅク
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