【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝3
987:11/14(水) 18:03 5YJS2yTv0 [sage]
ツヅキ
姉は黙っていれば見た目華やかです。男女問わず姉は目を引くのですが、そこに件の男がぐいぐい姉に攻め攻め姿勢で
なんと、姉の隣に割り込んで絡んできました。
9割ほどの割合で姉はスルーしながら、「はぁ・・・」「ああ」など、迷惑そうに相槌を辛うじて返す感じでいたら
親しい従姉妹や叔父などが姉が迷惑がってるのを察して助けようとしてくれましたが、暴走するその男は非常識さに拍車をかけて
姉を口説き始めていました。
それも、なんか自分絶賛話で姉の気を引こうとしたのか・・・オカルト話が始まりました。
なんでオカルト?といきなり始まった男の自慢話に私も姉の隣で首ひねってましたが、姉を見やれば
豪華な仕出し弁当に蓋をして(ぶしつけな男の息もつばもかかるのを防ぐため、だそうです)正座を崩し、あぐらをかいて
タバコを吸いはじめました。
何人かの親戚が「え?姉ちゃんタバコ吸うの!?」と驚愕してました。

男「〜〜〜で、俺見える人だから、姉ちゃん(初対面でちゃん付け)の前世みてあげるよ。
こうして出会うのも縁があるから、きっとおれと出会うのは前世から決まってたんだよ」
姉は早々に煙草一本吸い終わり、速攻二本目に火をつけてます。
姉「私の前世は砂漠の国の王様の一人娘で一生豪遊して遊び暮らしましたとさ。めでたしめでたし。でいいっすよ」と
迷惑ですよとやんわり断るも、男は気づかずに勝手に話を続けます。
男「お姫様って良い線行ってるよ。僕もね前世女の子だったんだよ」と
何故かテンションあげて話が加速する男。姉がすごく苛々してるので、いつ爆発するかとヒヤヒヤしてました。
姉は怒ると本当に怖いので、親戚一同の前では怒らないだろうとは思いましたが、相対する男が
あんまりにも姉の地雷を狙ってるかのように踏み始めるので、気が気ではありませんでした。
姉も見えない世界に接することが増えた人ではありますが、姉の関わる見えない存在たちは姉へ
より現実的な視野や行動言動を指導し推奨する天使や神様や守護の人たちなので、教育の行き届き始めている姉は
気持ち悪い怪しいものへの忌避感が強くなり始めていたそうです。
それに加えて、どうもその男は何か姉の嫌悪をより濃厚に駆り立てる雰囲気を持っていたそうです。
私からみても、気持ち悪い怪しい男にしか見えなくて・・・変質的な雰囲気を感じました。まぁ親戚のだれにも言ってませんが。
ツヅク
1-AA