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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝4
140:11/27(火) 12:16 BWOOgeO00 [sage]AA
買う物は洗濯洗剤だったので、その売り場へ向かったのですが、
母の姿はありません。
いつも買うのはどれだったかと眺めていたら、
ふと視界を蝶が横切りました。
大きさは先の黄色のと大して変わらず、しかし色は地味な灰。
だのに目を離せない……文字通り『目を奪われた』状態になり、
私はその蝶が天井付近まで舞い上がり、私の斜め上で旋回するのを、
ただじっと眺めていました。
するとふと、これは手に止まる、と思ったのです。
否、思ったと言うより、そうなると決まっている、という感じで、
「手を出したらそれに止まる」のではなく、
「止まるのだから手を出しておかないと」という感覚です。
呼吸と同じくらい無意識に、気づいたら片手が上がっていました。
肩ぐらいまで上げた片手の、人差し指を軽く立てると、
旋回をやめた蝶はゆっくりと、しかし私の指まっしぐら。
指に気づいたというよりも、やっとか、という感じでした。
「蝶が止まった人は死ぬ」という様な話をどこかで読んだな、と
思い出すも、手を引こうなどとは欠片も考えられず。
そうするうちに、蝶は私の指まで数センチと迫り、
着地の為に足を伸ばしました。
一見すると灰色でしたが、内側は淡い紫で。
ほんのわずかに、蝶の足先が指に触れたかという瞬間。
(続きます)
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