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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝4
21:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:09:05.78 ID:pCyRiqqCO [sage] うまくいったので、はじめます。 その男に会ったのは、ある派遣の仕事でした。 そこは工場だったんだけど、男はある部署のリーダーでした。ちなみに、そこは管理の社員を除いて派遣しかいません。 もちろん男も派遣なんだけど、仕事が恐ろしくできる上に容姿もいいので、ものすごく傲慢で嫌な奴でした。 そこは雰囲気もあまり良くなくて、ビビりなわたしは始めのころよくミスをしていたので、男に目をつけられていました。まあ当然ですね。 つづく
22:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:10:54.77 ID:pCyRiqqCO [sage] つづき でもまあ気にせず仕事をしていたのですが、なぜか男はわたしに意地悪をするんです。 まず、作業に使う部品をわたしにだけ補充してくれない。丸めたビニールを顔にぶつけられたこともある。 分からないことがあって質問すると、「ちょっと待ってて」と席を外し、離れたところでこっちを見てニヤニヤしている、なんてこともありました。 つづく
23:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:12:11.54 ID:pCyRiqqCO [sage] つづき そいつは仕事に関しては厳しくて(かなり独裁的)注意もするけど、やる気のある人や素直な人には優しくなるので、「いいところもあるのね」と思っていました。 と、ここで思わぬ誤算が。 わたしが惚れてしまったのです、彼に。 もちろん傲慢なところは大嫌いですが、優しくなるときは別人のように変わるのです。そこに惚れてしまった。 つづく
24:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:13:52.68 ID:pCyRiqqCO [sage] つづき でも、関わる気はなかったから、あくまで遠くから見ているだけにしていました。 だけどそのうち、気づいたのです。 男はかなりキレやすいのですが、心の中では泣いているんじゃないかということに。 「俺こんなことしたくないのに」と思っているんじゃないか、なぜかそう思ってしまったんです。 なぜかは分からないけど。つづく
25:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:15:17.35 ID:pCyRiqqCO [sage] つづき そんなことを思っていても、仲がいいわけでもないわたしにはどうすることもできないし、気安く触れていいものでもないからただ見守るだけでした。 でもある日曜日、明日から仕事だ嫌だなーと思いながら家でテレビを見ていると、突然「うちの○○(男の名前)をよろしくお願いします!」と話しかける声が聞こえたのです。 つづく
26:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:16:19.31 ID:pCyRiqqCO [sage] つづき わたしは自分の守護霊の声は聞こえるんですが、もちろんそれとは違うので思わず「誰?」と聞き返したのですが、返答なし。 そこで自分の守護霊に「誰?」と聞いてみるもまたしても返答なし。でもしつこく聞いていたら「まあよく考えたら分かるよね」との答え。 「いや、分かんないよ!」と思いつつ考えてみる。 つづく
27:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:17:50.79 ID:pCyRiqqCO [sage] つづき 「うちの○○」という言い方は身内の者に対して使う言葉だから、男の亡くなった身内の霊が挨拶に来たんじゃないか、とこの時点では思っていました。 なぜならそれまでのわたしはあくまで自分の守護霊と話せるだけだったので、他の存在に話しかけられたことがなかったからです。 だからまさかその声が男の守護霊とは思わなかった。(気づいたのは何ヵ月も経ってから) つづく
28:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:19:12.61 ID:pCyRiqqCO [sage] つづき 困惑しつつも、男には関わるつもりはなかったので断ろうとしました。 すると男の守護霊さんは「(男が)立ち直る最後のチャンスなんです。お願いしますお願いします」と必死に頼み込んでくる。 でも嫌だから断ろうとすると、後ろから「役目を賜るとはめでたいめでたい」という声がしました。(最初の書き込みとは言葉が違うけど、こっちが正しいです。ごめんなさい) つづく
29:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:20:36.32 ID:pCyRiqqCO [sage] つづき その声はわたしを守ってくれる存在ではあるけど、いつもいる守護霊よりも格段に偉い方だ、ということは瞬時に分かりました。 神々しいし、何より器の大きさが半端じゃないのがビリビリ伝わってくる。 でも役目を引き受けるのは嫌ので再度断ろうとすると、今度は別な声で「頼み事をされるまでに成長したか」と言われ、わたしが「いや、やるって言ってないんだけど」と焦っていると「よかったよかった」とわらわらとたくさんの霊がお祝いに駆けつけてきたのです。 つづく
30:11◆OG4nSBIJ.62012/11/17(土) 21:22:07.28 ID:pCyRiqqCO [sage] ×嫌ので ○嫌なので あーもうごめんなさい。 まだ続きます。
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