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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝4
69:名無しの霊体験2012/11/22(木) 16:58:58.79 ID:3TVxt87l0 [sage] >>66 勿論覚えてますよ。というか最後から二行目に凄い話がさらりと!! 他にも色々なことがあったみたいですね・・・後ほどkwskお願いします
70:名無しの霊体験2012/11/22(木) 22:33:22.73 ID:X1F7oFMI0 [sage] さらっと怖いことを…… タケミ兄さん、無事でよかった。 そして、朝顔さんのこと思いだせてよかった。
71:名無しの霊体験2012/11/22(木) 22:49:32.29 ID:3r2imyNb0 [sage] い、いったい何が… 報告お待ちしております
72:662012/11/22(木) 23:16:02.59 ID:OFj2TVtt0 [sage] 待ってくださった方がいらっしゃるのか謎ですが、戻りました。 まとめてみたものの恐ろしく長いうえに支離滅裂というか、読みづらいです。 どうかご容赦ください。 ある日、かつてお世話になったあの神主さんから電話が。 珍しく慌てていてとにかく神社に来てくれ、とのこと。 兄さんに大丈夫かどうか窺うも世話になったから恩ぐらい返さねば、というのでさっそく神社へ。 敷地内に入った途端、洗ってない獣の匂い。 動物園の臭気をもっと濃くしたような、さらに言えば汚いですが、月のものをもっと濃くした血の香りも。 うげえええ、とげんなりしながら鳥居をくぐってさらに濃くなる匂い。 兄さんも私もしかめっ面。 巫女さんが箒で掃き掃除してるの見、一瞬兄さんが綻ぶもやっぱり臭い。 「犬憑きだ」 と兄さん。 早い話があれです、イヌガミ。 犬を胴体だけ地面に埋め、首だけを出し届くか届かないかの位置に餌を置き飢えさせるあれです。 最後は首を切り・・・とかするあれです。
73:662012/11/22(木) 23:21:19.30 ID:OFj2TVtt0 [sage] そういう人は過去に1度であったことがあるのですが、やっぱり獣臭く、ひどく周りに怯えていました。 いついかなる時も犬が傍にいて耳元でハッハハッハと息遣いが聞こえるのだそう。 四六時中そんななわけですから挙動不審で、清潔にしてらっしゃるそうなのに小汚く見え、さらにさらに言えば目が血走ったりなどなどで 一見してもう普通の人ではないな、というのがわかります。 たぶん見える見えないに限らず、「この人獣臭いな」とか、「この人なんか傍にいるだけで不安になるな」って人はそういう血筋かもしれません。 こういう、動物を使った呪術というのはたとえ血のつながりが薄かろうと、 似た臭いがすればふらりと憑いてきてそのまま居ついてしまうこともあるんだそうで。 今回は血が薄まって、恨む人がいなくなったから親戚の親戚をーとかそんなのじゃなかったです。 確実に直系。 かなり血と獣の匂いが強いのがその証拠。 最早吐き気を催す臭気の中、社務所の中へ顔を出すと泣きそうな神主さんとスーツの男性。 やっぱり男性も泣きそうな顔でした。 男性、Oさんは若く、聞いたところ20代だそう。 軽く自己紹介とあいさつをしてから、吐き気を我慢しながら神主さんの隣に座れば説明開始。
74:662012/11/22(木) 23:25:22.84 ID:OFj2TVtt0 [sage] 男性は犬神憑きとか狐憑きと呼ばれる典型的な一族。 でも実際していたのは5〜6代前で今はなんにもしていない。 むしろ最近になってその事実を知った。 実家は昔からサラリーマン的家系で、古い田舎の家などもない。 のに、ある日突然こいつが現れた。 どんな神社仏閣に言っても無理だと言われる。 この神社が最後の頼みである。 自分には被害はないが、周りが被害に遭うタイプのものなので、どうにかしてほしい。 というのがOさんの説明。 Oさんのいう「こいつ」とは、Oさんの隣に行儀よく座る、犬、のようなもの。 元々の毛の色がわからぬほど赤茶け、錆びた鉄の様な色合いをした、犬の首からしたが、Oさんの隣にお座りしてる。 最初はそれを見ないようにしていたものの、いったん視界に入れてしまうともう駄目。 吐き気と眩暈と頭痛とそのたイロイロが襲ってきて本当にダメだ、吐きそうだ、というと半泣きのOさん。
75:662012/11/22(木) 23:30:44.40 ID:OFj2TVtt0 [sage] なんでここに呼んだのかと顔を顰めて兄さんが言えば神主さんは 「こんなの見たことない。首だけとか、首と胴体一緒とかはわかる。胴体だけは見たことがない。頭がないから何を考えているのか、 なにをしたいのかが全く分からない。たぶん胴体も何をしたいのかわかってない。胴と頭が離れて、考えることが別々になっている。 けれどこの人の迷惑になっている。何とかしようと色々したが頭がないせいかどうにもできない。供養もしたいが、そもそもやっぱり 頭がどこにも見つからないので、どうにもできない。ここにいる胴体だけでもなんとかできないか」 みたいなことを長々と、申し訳なさそうに、言われました。 普段この神主さんは絶対にこんなことをタケミ兄さんに頼みません。 そもそもタケミ兄さんは私の守護霊的なものになったのでこういうことを頼むのはお門違いだ、と。 けれど、助けてあげたいのにどうにもできないのが心苦しい。 他人に頼るのが情けないし、貴方しか浮かばなかったのが申し訳ない。 本来こういうものから遠ざけるべきなのにととうとう泣きながら言われてしまい、 もう受けるしかないなあ、と兄さんを見れば難しそうな顔。
76:662012/11/22(木) 23:35:19.49 ID:OFj2TVtt0 [sage] やっぱりただ蹴ったり踏んだり頭突きをしたりだけじゃ今回はダメなのか、と思った矢先 「まあ、話をしよう」 と。 兄さんがうすぼんやり見えるらしいOさんと兄さんの対話が始まり、 その間私は神主さんとトイレで一緒にげぇーっとやっておりましたorz 1時間ほどたったころ、兄さんがトイレにやってきてこわもてをさらに般若のようにゆがませて 「おい、4つ足絶ちだ」 と。 何だそれと首をかしげる私に神主さんが何か覚ったらしく詳しく兄さんと話し始めました。 私を置いてどんどん話を進める兄さん。 うんうんうなずく神主さん。 こうして私のやっと見つけたアルバイト辞職が決定しました\(^o^)/ 雰囲気も大変良い職種だったのですが、私の体質のせいもあり危ない現象が増えつつあったので、 まあお世話になった方々に迷惑をかけるのもそろそろ気まずいし、潮時だろうということで だいぶ悩みましたが結局、店長さんに頭を下げてやめることに。 いつでも戻ってきていいからね、と言われ涙したことだけ、言っておきます。
77:662012/11/22(木) 23:39:04.76 ID:OFj2TVtt0 [sage] そんなわけで肉・魚等という生臭を絶つ生活&清潔で神聖である場所での生活がはじまりました。 兄さん曰く、Oさん(そして近くに居た私も)とにかく臭い。 憑いてる犬のせいで臭すぎて、何かしようにも何もできない状態であるので、まずは体を内側から清めるのだと。 ついでに毎日はなしをして突然犬が現れた理由も突き止めよう、さらに言えば犬を誰に使ったのかも親戚に聞きまわって掘り出し、 頭と一緒にしてやって埋めて供養塔を立てようと。 そんなわけで肉・魚等という生臭を絶つ生活&清潔で神聖である場所での生活がはじまりました。 もちろん、神主さんの神社で、です。 神主さんも張り切ってバイトのようなものだと思ってくれればよい、と。 Oさんと一緒に境内の掃除をしたり、野菜のみの食事をしたり、したのですが、 最初の2週間は本当に毎日吐いてまして・・・ 実をいうとこの3か月でトータル4キロ痩せましたorz まあもともとおデブだったのでこれはこれで・・・とも思いましたがつらかったです。 言い忘れていましたが、Oさんはかつて会った同じような境遇の人とも、悪いものに憑かれている人とも違い、 初対面は泣きそうではありましたが普段はとても明るい好青年でした。 なのに、獣臭と血臭がすごくて、本当にどうしてこの人が、と言った感じ。 はきはき喋るし面白いし、動植物が大好きで神主さんより早く起きて野良猫にこっそり餌をあげたり、 まさにムードメーカーと言った感じの方。 ちょっとへたれっぽくはあるかな?と何度か思いましたが、本当に良い方でした。 そんなOさんと毎日神主さんのお手伝いをしつつ、ネット+電話で家系図辿ったり話を聞きに行ったりなどなど しまくり先月半ば、ようやく最後に犬を使った呪術をしたであろう人物がわかりました。 Oさんの曾おじいさんのまたお爺さん(以後Mさんとします)が、どうやら最後だったようです。
78:662012/11/22(木) 23:42:17.21 ID:OFj2TVtt0 [sage] 私にとっては他人の家の事情ですので詳しく聞きはしなかったのですが、 奥様を巡って血なまぐさい争いがあった事、 その際にMさんが謂れのない罪を着せられた事、 その罪のせいで酷い目に遭い犬を使うことにした事 などなどぼろぼろとわかったそう。 Mさんは死に際に「俺で最後にするから、一番の奴をやる」と言って一人でその呪術をし、 どうじに仕掛けもしたので内容自体はわからないがとにかく普通のやり方ではないであろうことがわかりました。 そして頭を埋められたらしい家もわかったのですが、すでに解体して今は別の建物が建っているので回収は難しいとのこと。 頭が出ない理由、胴体だけがOさんのところにやってきた理由、などなど突き止めるためさらに調査調査の毎日。 そして10月末にOさんから獣臭さがなくなっていること、憑いていた犬が錆のような色ではなく元々の毛の色らしい茶色に戻っていることに気が付きました。 「これならできる」 と、兄さんはいい、今ならすぐにでも蹴れるしお前は自由になるんだとOさんに言いましたがOさんは首を縦には振りませんでした。 「理由がはっきりしていないし、ここまで来たら供養してやりたい」 Oさんの言葉に一度だけ、犬が尻尾を振りましたがその時は見間違いだと思いました。
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