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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝4
81:11/22(木) 23:47 UMWt.Sgt0 [sage]
ちょっとじゃなかったorz
82:66 11/22(木) 23:48 OFj2TVtt0 [sage]
ふと、気が付きました。
「遊んでほしかったの?」
耳のない胴体がどうやって私の声を聴いたのか、そしてやっぱり口のない胴体がどうやってやったのか。
聞こえてきたのは朗らかなワン!という吠え声でした。
どうやら意思疎通ができる!と喜んだOさんと私と神主さん、犬に質問攻め。
どうしてきたのか、何がしたかったのか、今どうしてOさんの傍にいるのか。
私共が犬の言葉をわからぬように、もちろん犬も私たちの言葉がわかるはずもありません。
が、遊ぶ、や散歩、などという言葉に異常に反応します。
そうすると飼い犬を思い出すようで号泣するOさん、周りをはしゃいで走り回る犬。
結局カオス状態。
最終的に、
なぜかはわからないけれど犬はどうやらOさん一族を恨んでないかもしれない、
犬は遊んでもらいたいだけ
今までの周りの不幸は、あまりに負の感情をまとわりつかせた犬がじゃれたせいでのことでは、
Oさんにはなぜか、その負の感情がいかなかったのでは?
と憶測だけですがそんな感じなのではないかなあ、と。
神主さんとOさんと、私の答えがそれだったのですが、兄さんだけはずっと
「恨みや、自分の一族が過去に何をしたのか忘れるなということではないのか」
と言っておりました。
83:66 11/22(木) 23:50 OFj2TVtt0 [sage]
>>80でれっでれでした・・・
84:66 11/22(木) 23:54 OFj2TVtt0 [sage]
「忘れるのはずるい。手ひどいことをしたくせに、忘れて私は何もしてませんという顔をするのか」
とずっとお怒りで、犬の過去というか処遇に大変同情しているようでもう蹴りはせん、と犬を膝の上に載せたりする始末。
したのは事実ですがそれはMさんでOさんには直接関係がないのではというと、
「Mはもういない。けれどMのしたことを忘れさせず、己の様なものを増やしたくないんじゃないのか」
と。
けれど私からすれば、兄さんはしたことよりも、忘れてしまったことに怒っているように見えました。
その時抱えていた朝顔さんの事を思い出せない、忘れてしまったことが原因であると明白でした。
そもそもこれは、私が朝顔さんの事で兄さんをからかったせいで余計に思い出そうとしてしまったことであり、
前に誰かが言ってくださったように、忘れているということは未練を断ち切ったであろうということなので兄さんのせいではないのです。
犬に謝るOさんの横で、今度は兄さんに謝り倒す私。
お茶を持って来たら土下座×2が迎え(兄さんや犬が見えないとそうなる構図でした)てくれたことにびっくりしてお茶を零す巫女さん
わたしにかからないようにとスライディングでお茶を被る神主さん。
阿鼻叫喚とはまさしくあのことでしょう。
とにかく、何の解決策もないまま、ただ犬の不浄?がごっそりと削り取れたので、もうそこらに歩いてる野良犬と変わらないとのことで、
Oさんと私の神社生活は終わりを告げました。
同時に、兄さんがどんどんふさぎ込んでいくようになりました。
85:66 11/22(木) 23:57 OFj2TVtt0 [sage]
今まで通り悪いものを蹴ったり踏んだりはしてくれるのですが私が話しかけても姿を現さなかったり、
居ても部屋の隅で何かを考え込むようにしていたり。
だんだん兄さんの気配が薄く薄く、髪とか糸のように細くなる気がしました。
それどころか、タケミ兄さんが見えていた母さえ、兄さんの姿を確認できなくなるほど。
このままではなぜかもわからないけれど兄さんが消えてしまう、と慌てて神主さんに相談に行ったのが今月の10日すぎだったとおもいます。
神主さんが言うには確かにつながりのようなものが細くなって切れてしまいそうで、
おそらくそれが切れたらタケミ兄さんはまた私に会う前の状態(浮遊霊状態?)になるだろうとのこと。
その方が朝顔さんを思い出せる確率が高いなら、と思いましたが最悪、
犬よりも酷いことになるんじゃないだろうかと言われ、焦って兄さんに呼びかけまくりました。
消えないでほしいとか、思い出す手伝いをするとか、なんかいろいろ言った気がするのですが必死すぎて、覚えておりません。
とにかく、やっぱりわあわあ泣きながら兄さんに掴みかかったところ兄さんがはっとして
「Y!」
それは方言でもなんでもなく、女性の名前でした。
薄かった兄さんとのつながりが途端に強くなり、イメージで言えばセピアとか白黒写真の中の人のようだった兄さんが、
色濃くはっきりと目の前に現れ、笑顔で思い出した、思い出した、もう大丈夫、と。
86:66 11/22(木) 23:59 OFj2TVtt0 [sage]
ずっと、上の空になるほど、朝顔さんの名前を思い出そうとしていたそうです。
私が肉を絶ち、清浄な場所に居て、兄さんの様なものとひどく近しいものになっていたからこそ、できたのだと。
残ったうっすらの記憶の中に没頭して、朝顔に割れた鉢で水をやる朝顔さんを思い出そうとしたのだと。
「もう、思い出したから、大丈夫だ。Yっていうんだ、なんで忘れてたんだろうなぁ、もう忘れないんだ」
Y、Y、と何度も何度もうれしげに言う兄さんを見、ああよかったと胸をなで下ろしていたのもつかの間でした。
Oさんが、事故にあったのです。
Yさんの名前を思い出してすぐのことでした。
幸いにも右足骨折で済んだのですが、もうOさんは怯えきりあれだけ謝っていた犬に向かって泣き叫び、
神主さんに折れた足を引きずってどうにかしてほしいと再三頼みにやってきたのです。
神主さんも今の状態なら成仏させてやれるかもしれないと思ったけれど、どうにも気の毒で私に連絡をしてきたのです。
犬は、まだ臭気もなく茶色い、中型犬のままでした。
「犬のせいじゃない、お前の不注意だ」
と何度も言いましたがそれまで散々周りがどうなって来たか見てきたOさんはある意味、限界だったのだと思います。
地面にご両親と一緒に土下座してまで、どうにかしてほしいと。
87:66 11/23(金) 00:03 oEzwrm2b0 [sage]
兄さんは私に向かって蹴るか、と聞いてきました。
私にはもはや、なんども言うようですが確かに頭のないグロテスクな姿ですけども、ただの犬にしか見えません。
「遊ぼうか」
Oさんの傍にしゃがみ込んでそういうと、犬は何度かOさんの周りを走り回ってから、兄さんの足元でお座りをしました。
OさんとOさんのご両親は神主さんと私に、そして兄さんに仰々しいほど感謝をし、大金を握らせようとしましたが断りました。
そんなわけで、おはらい箱(?)になってしまった犬が我が家に来た経緯と、兄さん消失しかけのお話でした。
犬は、兄さんに本当に懐いてしまったようで、兄さんの傍から離れず今日までいっしょです。
どうかお金を受け取ってほしいというOさん一家からの連絡が一週間ほどなくなったので、すべて終わったと思います。
終わったと、思いたいです。
正直もうあまり、Oさんとかかわりたくないです(´・ω・`)
いくら酷い目にあったとしても、もう何もできないというお墨付きのものを、兄さんに踏めだの蹴れだの殺してほしいだの頼まれれば・・・ねぇ・・・
この犬が本当に私の守護霊的な何かに加わるのかはまったくわかりませんが、どうやら無害なのでそのままにしたいと思います。
あ、犬の名前まだ決まってないのですが、なにかいい案はないでしょうか・・・
れい子さんの方の、ドンゲル公爵のようにすでに呼んでいる名前もなく、兄さんはただただ犬、と呼んでいて、
ちょっとかわいそうかな、と思い始めたので・・・
そんなわけで、長いうえに読みづらい話をすみませんでした。
88:11/23(金) 00:08 Ib1jVFJ30 [sage]
犬ならタロとかポチとか…
うちの実家の芝はクマだw
89:11/23(金) 00:17 BM215hfc0 [sage]
>>66
お疲れ様でした
しばらく書き込みがないので心配していましたが 色々な事があったんですね
人間にひどいことをされたのにまだ人間を好きでいてくれるワンちゃん…泣ける
タケミ兄さんもお嫁さんの名前を思い出せてよかった!
ひどい臭いの中にいても巫女さんを見てにやける兄さん、好きです
90:11/23(金) 00:20 eIFBOWGEs [sage]
タケミ兄さんがその犬を眷属として使役する分には無問題なような
気もしますが、と零感の勝手な見解はおいといてw
犬の名前ですか…。
犬って書いて「ケン」と読ませるとか。
…無責任すぎました。
とりあえず、タケミ兄さんが名前を付けたいか否かによるような気もしますが?
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