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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝7
658:れい子さん投稿者の奥 09/09(火) 20:46 RZtoN0Sh0 [sage]
その夜カシンさんがゲンちゃんから話を聞いてやってきてくれました。
「ふむふむ。なるほどねぇ。」っと何か考えている様子で、
「ミズキちゃんは?」っと子供たちが尋ねると、
「なんか疲れてるから明日来るってよ。まぁ、そうだろうねぇ。」
っと笑っていました。
翌日の夜、帰り支度も整って、子供たちも友達と別れの挨拶を済まし、
定例の宴会と私たちの送別会も兼ねて酒盛りを開くことになりました。
カシンさんとゲンちゃんは「また、遊びに来い。歓迎する。」
っと言ってくださいましたが、ミズキさんだけはなにやらムスっとして、
黙ってそっぽを向いていました。みなさん、お酒も進み、
昨日の野犬とモヤの話になりました。
「不思議な事だよね。カシンさんたちじゃないとすれば誰なんだろう?」っと
皆で話しておりました。その中、突然、カシンさんが
「ミズキ。お前なんじゃねぇのか?」っとカシンさんがミズキさんに尋ねましたが、
相変わらずそっぽを向いたままで黙っているだけでした。
「尾を引いたモヤってのが引っかかったんだが…お前さんじゃねぇのか?」
っと再び訪ね返すと「離れていた場所にいた私が知るわけないだろう!」っと声を荒げました。
「そうか。いや、俺の勘違いだったようだな。すまんな。ミズキ。」
っとカシンさんが謝ると「ふん。分かればいい。」っと言ってまた、
そっぽを向いてしまいました。
「失礼ついでというのもなんなんだが、もうひとつだけ質問させてもらってもいいか?」
っと真剣な様子で聞くカシンさんに、みずきさんは向き直っりました。
「犬…うまかったか?」「誰が食うか!追っ払っただけだ!」
っと、カシンさんの言葉を否定するように、すかさずミズキさんは怒鳴り返しました。
「そうか。そいつはすまなかったな。許せ。」っと怒鳴りつけたミズキさんに
カシンさんはニヤニヤとしながら謝っていました。
659:れい子さん投稿者の奥 09/09(火) 20:48 RZtoN0Sh0 [sage]
ミズキさんはそのあとすぐにハッとしたようで、
「カシン!貴様汚いぞ!」っと顔を真っ赤にして目を泳がせていました。
そのあとミズキさんが照れてしまったのか、すねてしまって何もはなさなくなってしまったので、
ゲンちゃんが事情を話してくれたのですが、ミズキさんは休むと言った物の
子供たちが何をして遊んでいるのか気になったらしく、
出かけて行って様子を見ていたのだということでした。
ゲンちゃんはミズキさんから口止めされていたようで、
「バレちゃったんだから、オイラは悪くないよね。」
っと何かすっきりしたような安堵したような声で話していたと子供たちが話してくれました。
私たち家族が「ミズキちゃん、皆を助けてくれてありがとう。」
っとお礼を言うと、「勘違いするな!犬が目障りだっただけだ!」っと、
顔を耳まで真っ赤にしながら叫んでいました。(笑
そして、その後、話は主人の任期終了の後の話に
話は移行していきました。
「以前カシンさんがこちらに声でコンタクトしてきたことがあるけれど、
それってゲンちゃんやミズキちゃんとかはどうなの?」っと子供たちがだずねると、
「俺は関わりがあれば声を飛ばして接触できるが、それはこの中じゃ俺だけだ。
無論、関わりがない相手にはできんし、相手にも受け取るだけの力がないと難しいな。」
っと答えていらっしゃいました。
「だとすると、移動なんかは…?」
「その土地に何か繋がりがあれば制限はを受けるが、できんコトもない。」
っと主人の言葉にカシンさんは答えておりました。
「そっかぁ…。」っと主人も子供たちもションボリしてしまって、
私もすごくなんといいますか、暗い気持ちになりました。
「嫌だ!」っと突然、ミズキさんが怒鳴ったので私たちは驚いて、
ミズキさんを見ました。
「本当に人間は勝手だ!だから嫌いなのだ!」「落ち着け、ミズキ。」
続けて叫ぶミズキさんにカシンさんが言葉をかけますが、
何か止まらないようでさらに怒鳴り続けます。
660:れい子さん投稿者の奥 09/09(火) 20:49 RZtoN0Sh0 [sage]
「人間はいつもそうだ!勝手に関わってきておいて、私が何も言えぬうち、
何も伝えられないでいるうちにいなくなって…消えていってしまう!
本当に勝手だ!卑怯だ!だから私は人間など大嫌いだ!」
そうミズキさんが言い終わるとしばらく張り詰めたような沈黙が少し続きました。
「ごめん…。ミズキちゃん…。」主人がなんとも申し訳なさそうにミズキさんにいいます。
「ごめんなさいとしか言えないけど…ごめんなさい。」
再び主人が言うと、子供たちも続いて「ごめんね。」っと続けていました。
私も「本当に申し訳ありません。」とミズキさんに言いました。
「…ミズキ。分かってやれや。心を通わせた相手と別れるのが辛くないわけがないってのは、
お前さんと皆、一緒なんだよ。」
「嫌だ!」カシンさんの言葉を遮るようにミズキさんは言いそして続けます。
「私は絶対に許さん!お前等も、私に心を傾けた人間等を!絶対にな!!」
私たちはただ、黙ってミズキさんを見ていました。
「…だから…絶対に忘れてなどやらん…。」
そうミズキさんはつぶやくように言い残して、その場から姿を消してしまいました。
「ミズキの気持ちもわからんでもないが…。」っとミズキさんがいなくなってしまってから、
カシンさんは少し困ったよ様な感じでそう言うと、
「いつかミズキの奴もわかってくれるだろうさ。
いや…わかっているからあいつは己と戦っているのかもしれんな。
出会いがあれば必ず別れがあり、別れがあるから、
出会いを…そのつながりを大切にすることができるんだってな。
なぁに、お前さん達が気にする事はない。あいつなら心配いらねぇよ。」
っと笑っていました。
以上が今回主人のところでありました出来事です。
現在、主人からも特になんの報告もなく、私たちもミズキさんがどうしているのか、
聞けずにいます。また、私達は離れていしまっているため、どうすることもできません…。
心の中に何かが引っかかった様な気持ちでいっぱいです。
子供達には「ミズキちゃんを信じてあげようよ。」
っと私が慰められてしまいました。いけませんね。子供たちに申し訳ないです。(汗
どうなってしまうのかわかりませんが、私も子供たちと同じ気持ちでいようと思っています。
長くなってしまった上、わかりにくい文章で本当に申し訳ありません。
それでは失礼いたします。ありがとうございました。
661:09/09(火) 21:31 69POgPiK0 [sage]
奥様、乙であります〜〜
ミズキちゃん、今、ふてくされてる状態なのでしょうか(´・ω・`)
でもでも、
直接あったことなくてもミズキちゃん知ってるよ、優しいウワバミさんだよね♪
…と思ってればきっとフンワリとミズキちゃんに伝わるかなと思ってみたり。
いつぞやミズキちゃんに想いが届いたように。
662:09/09(火) 22:49 0IRID3D7O [sage]
奥さま、丁寧なご報告ありがとうございますですの
ゲンザさん、カシンさま
そしてミズキちゃん
本当にありがとう
ありがとうございます
べ。。。別にミズキちゃんのさみしい気持ちが理解出来たり、それが痛かったりくすぐったかったり
忘れてやらんなんて言葉に目から汗を流したりしたわけじゃないんですの!
ちょっと携帯握ってたから思ったことを打ち込んだだけですの!
663:09/10(水) 02:34 QjEalrV60 [sage]
心通わせた人との別れ
忘れ去られるならまだしも
時の流れは残酷で、気が付けば慕ってくれたものの存在がなくなってるとか
ネットで見かけた子狐の話を思い出してみたり
ミズキちゃん、根がとても純粋なのか辛く感じてしまうんでしょうな
そう考えたら目から鼻から汗が止まりませんわ!
664:09/10(水) 13:07 ddLnAtAws [sage]
ミズキちゃんを描いてみました。
もっと大人っぽい顔立ちでしょうか?
触れそうな絵を目指すと
逆に違和感出そうで怖いです…
http://bbs.yakumotatu.com/wararei/img/1307190582/244.jpg
ミズキさんの仰ることは誰しも感じる哀しみでもあるけど、
彼女は私達よりも永く生きるぶん 深くて重い…
人間ひとりの命は儚くも短いものですが、
誰かの胸に残ったり、受け継がれたりして連鎖していくと
信じてます。私は絵を描きますが、
描く時は描きたい欲求や必要に駆られてですが
誰かの記憶や胸に残ったり、
それを不意に聞かされると存外嬉しく感じます。
ミズキさんに何かしら伝わるといいな…
665:09/10(水) 20:56 jnj24mx0O [sage]
ツンも過ぎるとさすがにウザいだけなんですけれど>ミズキちゃん
666:09/10(水) 22:38 v56QHbpd0 [sage]
つ 愛別離苦
つらいことだけど、これを乗り越えるのが修行なんだよね
と、思う今日この頃です。
667:666 09/10(水) 22:41 v56QHbpd0 [sage]
あらま、悪魔の記号666だった。
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