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【全米が】なんか笑える霊体験30【テラワロス】
25:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/12(金) 01:40:16.60 ID:ilq9gGJP0.net [sage] >>21 3兄弟の内一人が家を出てる 話の登場人物は弟妹母で4人目は誰だ! と言いたいところだが報告主は帰省した誰かなんだよね
26:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/12(金) 04:48:42.14 ID:NFI68F2L0.net [sage] 10年くらい前に、近所で火事かあった。 夜中だったけど、サイレンの音で起こされてベランダから見ていたら、類焼の恐れがあるからって避難させられた。 焼け跡から、教員定年後に自宅で個人塾を開いていた爺さんの遺体が見つかり、火元は爺さんの寝煙草だった。 それから数年、爺さん宅の焼け跡は小さな公園として遺族が整備し、解放してある。 所詮は個人宅の跡地、大した広さはなく、小学生が数人で遊べるレベル。 町内会の掃除の時に子供から聞いたのだが、この公園には爺さんの幽霊が出るらしい。 普通の爺さんの格好で、「勉強で分からない所はないか?」と聞いてくるという。 教科書とノートをベンチに広げて爺さんに教えて貰い、勉強に夢中になっているうちに、いつの間にか居なくなっているらしい。 それで実際に、落ちこぼれ児が勉強得意になったと言うから驚く。 その子が道徳の時間に「公園の掃除をしたい」と言って、学級全員で大掃除をしたこともあるらしい。 経営していた個人塾で、不登校児を更正させたり、家庭環境の悪い子の勉強の場として解放したり、夫婦喧嘩が始まった時の避難先に使わせていたり、勉強より世話上手で知られていたが。 死んで何も無くなっても、知識は財産だよ、って爺さん幽霊がそう言ってたーと無邪気に笑う子供が眩しかった。 そういえば、公園のすみで一人でエグエグ泣いてる女の子とか、ベンチにノート広げて勉強してる子とか、たまに見る気がする。 爺さん・・・生きているうちから凄い人だったらしいけど、死んでからも凄いよ。 死後10年経ってもまだ、爺さんに頼る子供が居るんだからね。
27:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/12(金) 05:20:41.04 ID:Hflu/Qqt0.net [sage] その爺さんはそのうち神様になっちゃいそうだな もちろん子供の守り神で、ついでに勉学の神
28:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/12(金) 06:32:59.12 ID:+1rObpPs0.net [sage] ロリでもショタでもなんでもなく、本当に純粋に子供が大好きな人だったんだなぁ… そういう教員がいない今の教育現場を見たら、この爺さん嘆くだろうね…
29:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/12(金) 17:23:30.59 ID:hRulBij9O.net [sage] 何だろう、目から汁が出るよ… じいちゃん先生みたいな人に出会えた子どもは幸せだな でも、寝タバコはいかんよ
30:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/12(金) 18:19:50.55 ID:eyYfIwOn0.net [sage] >>28 今はそういう単なる子供好きが不遇の時代だよね 小さい子が好きって犬や猫が好きって言うのと同レベルの意味の人も多かっただろうに
31:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/12(金) 21:30:13.05 ID:B8Ghzaug0.net [sage] すごいな、ぜひともそのおじいさんのお世話になりたかった
32:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/13(土) 02:35:10.24 ID:HByMjBSvO.net [sage] >死んで何も無くなっても、知識は財産だよ かっこえええ
33:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/13(土) 14:04:54.44 ID:iZR2Y4z90.net [sage] 俺的には、というか俺だけが洒落怖だった話。 姉貴の友達に、霊が見える人がいて、ある日その人(以下、友子さんとする)をうちに連れてきた。なんでも守護霊を見てもらうらしい。 たまたま俺も家にいて、姉貴は俺にも見てもらえとうるさいので、渋々従う。 友子さんは俺の方を見るなり一言、「あ、カッコいい」と言った。 曰く、背中に大きな刀を背負って、鎧を着たお侍さんが俺の後ろで、腕を組んでたたずんでるそうだ。 しかもつけてる鎧が、戦国武将みたいなやつじゃなくて西洋の鎧っぽい感じで、全身をガッチリ覆ってはおらず手足と上半身だけに付けてるらしい。 着物の上からそんな感じの防具を着て、陣羽織を羽織ってて、それがアニメやゲームのキャラっぽい印象で、それで第一声が「カッコいい」だったようだ。 友子さんは俺のそんな守護霊に興味を持ったらしく、その日以降も遊びに来ては俺を霊視した。 そしてまた別のある日、友子さんは一人でやって来た。姉貴じゃなくて俺に用があるらしい。 凄く真面目な顔だったので、部屋に入れて、話を聞く事にした。 「あのね、あなたの守護霊のお侍様なんだけど」 「はい」 「実はその人、守護霊じゃないの」 「……はい?」 「何回か霊視して、お話も聞いてみたんだけど、お侍様はあなたの作った守護精霊らしいの」 と言われた瞬間、背中がゾワッとした。 うちのじいちゃんはオカルト雑誌の愛読者で定期購読してて、バックナンバーも大事に保管してた。 俺が小6の時、その古い号に載ってたのが守護精霊の作り方という記事で、役割と名前、その他いろいろな設定を与えて、自分の願望を叶えるための精霊を自分で作るというもの。 細かいところまでイメージしやすいように、下手でもいいから実際に絵に描いた方がいいとあったので、当時の俺は守護精霊専用ノートを作って、そこに自分を守ってくれるサムライチックなヒーローを描いた。
34:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/13(土) 14:06:14.91 ID:iZR2Y4z90.net [sage] 記事には、定期的に呼び出す(正確には精霊を呼び出す場面をイメージする)必要があるとか書いてあった(ような気がする)ので、毎日その設定ノート片手に魔法使いみたいな感じでその自作のヒーローを呼び出すごっこ遊びをやっていた。 中学に上がる頃には、もうすっかり忘れてたんだけど、守護精霊の方はそれでもずっと俺の後ろにいたようだ。 「でも、力が弱くなってて、このままだとあなたを守れなくなるから、何とかしてほしいんですって」 具体的には、また定期的に呼び出しのイメージをやるだけでいいそうだ。 「このまま消えるには惜しいお方だから、絶対にやってね!絶対だよ!」 友子さんは真面目な顔で言った。 どうも俺の守護精霊が、友子さんの好みだったらしい。 俺の黒歴史を姉貴の友達に知られるという、洒落怖な出来事だった。
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