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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝8
209:後ろの人は兵隊さん◆3HUHnu/6Oenu 04/21(火) 00:27 m57w098Q0 [sage]AA
違和感と言うにはあまりの異常が、すぐに起こりました。
まず、職場に向かう道が変なのです。
景色が早送りのように流れて、信号も全て青。
そこから考えるに、恐らく私の移動速度が尋常ではない筈なのに、道行く人は誰も私に視線を向けない。
はっきり言って何が何だか分からなかった。
そうして気付いた時には、既に私は会社の前にいました。
恐る恐る時計を見ると家を出た時間から3分が経っておりましたが、遅刻と言う程の時間でもありません。
しかし、本来であれば自転車を必死に漕いでも30分はかかる距離なのです。
私は時計の故障を疑いましたが、現に朝礼すら始まっておりません。
混乱のあまりその場で突っ立ったままの私に、なたも後ろから声が掛かりました。
「ほ ぉ ら 、 間 に 合 っ た」
ゾッとしました。
振り向くことさえ出来ませんでした。
だって、先程と同じ子供の声なのです。
耳の奥で、後ろで、くすくす笑う幼い男の子の声。
酷くねっとりとした、悪戯に成功したのを自慢するような話し方でした。
「ね ぇ 、 嬉 し い で しょ ?」
私は瞬間的に「絶対『これ』に返事をしてはいけない」と強く思いました。
聞こえていることを悟られてもいけないと、慌ててロッカーに走りました。
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