【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝8
212:後ろの人は兵隊さん◆3HUHnu/6Oenu 04/21(火) 00:33 m57w098Q0 [sage]AA
もはや悲鳴すら上げられず無言で倉庫を飛び出した私は、走って同僚のいる部屋に戻りました。
しかし、今朝とは明確に違ってしまった点があります。
お婆さんはいなくなりましたが、子供の声がついて来てしまったのです。

「ねーねーねーねーねーなんで無視するのねーねーねーねーねーねーねーねーねー
 ねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねー
 ねーねーねーこっち向いてよぉねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねー
 ねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーってば聞こえてるんでしょねー
 ねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねーねー
 ねーねー……ねぇってば!! ねーねーねーねーねーねーねーねーねー聞こえて
 るんでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!?」

恐怖でした。
ここで耳を塞ぐ素振りをしたら、駄目だ。気付いていない振りをしなきゃ、駄目だ。
返事に相当する行動をとったら、駄目だ。泣いたり騒いだり息を乱したら、駄目だ。
あくまで「慌てて何かを思い出して仕事に戻っただけ」と思わせなきゃ、絶対に、駄目だ。
頭の中でガンガンに鳴る警鐘と、目眩がする程同じことを言い続けている子供の声。
耳鳴りと吐き気を堪えて、私はただ必死に冷静を装って自分の仕事に没頭しました。
諦めたのか飽きたのか、数分で子供の声は聞こえなくなりましたが、流石にもう安心は出来ませんでした。
1-AA