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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝8
213:後ろの人は兵隊さん◆3HUHnu/6Oenu 04/21(火) 00:36 m57w098Q0 [sage]AA
恐怖と緊張でいつもの倍は疲れた状態で就業を迎え、ヘロヘロと自転車を漕ぐ羽目になりました。
信号が変わるのを待ちながら、精神科とお祓いのどちらが行くべきか悩むも、
ともかく今日は家に帰ろうと結論づけた時、最後の事件が起こります。
「「「危 な い ! ! !」」」
色々な声や悲鳴が混ざっていました。
正面で信号待ちをしていた中年の男性や家族連れ。
私から少し離れた場所に立っていたらしい年配の女性。
そして、例の不気味な子供の声。
私は一瞬、何が起こったのか理解出来ませんでした。
ただ、自分の身体が『自転車ごと思い切り後ろに引かれてウイリー状態のままバックした』ことを感じ、
つい今しがた『自分が居た場所にバイクが突っ込む』瞬間を見ていました。
凄い音がして、バイクが電柱にぶつかりました。周りは凄まじいパニックです。
どすん、と音を立てて自転車の前輪が地面につきました。
呆然とした私はそのまま自転車ごと横に倒れてしまいましたが、すぐに周囲の方に助け起こして頂きました…。
救急車や警察を呼ぶ人に混じって、巻き込まれかけた私を気にかけて下さった方が沢山いたのです。
しかしその方々が一様に、
「自転車ごとぶわっと浮いて、後ろに下がったように見えた」
と首を傾げる中、私はとても言えませんでした。
誰かに凄まじい力で左肩を掴まれたこと。
そのまま自転車ごと後ろに引き摺られたから助かったこと。
バイクの運転手をはじめ、全員無事の交通事故でしたが、私の心臓はバクバクでした。
「君 、今 の で 死 ん で た か も」
そう笑う声の主を、少年なのだと思っていました。
でも、事故の寸前に私の肩を掴んだナニカは完全に大人の男性のものでした。
唐突に「ああ、憑かれたな」と言う実感と「殺されるのか」と言う恐怖で歯の根がガタガタに。
肩がずきんずきんと鈍く痛むのにも恐怖を煽られて、周りの方に酷く心配をおかけしてしまいました…orz
とは言うものの奇跡的に怪我はなく、何より混乱していた私は、
他の目撃者の方々に現場を任せ、その場を離れさせて頂くことに。
上前次1-新写板覧主AA省