【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝8
254:えべっさん 05/25(月) 03:23 HL2jTRb50
えっと、えべっさんの本気を書こうと思ったけど内容的に外伝向けだからここに書きます。
小学生の時って霊能力があるとヒーローな気分になるとおもうんです。
ぬーべーみたいに妖怪や幽霊を倒せるんじゃないかと思って最悪な事件を起こしてしまった。
子供会の時、肝試しをやることになり僕は思いを寄せていた年下の女の子にカッコいいところを見せようと張り切っていた為にえべっさんの忠告をちゃんと聞いていなかった。
夜になり、肝試しが始まって年下の女の子と一緒に地図を見ながら進んだ。
もしも幽霊が出ても御守りとして魔除け効果のあるブレスレット(天然石の)を付けているから大丈夫と意気揚々でルートを回った。
墓場を通り、人気のない神社に行って賽銭箱にお金を入れて来ると言うミッションをこなそうと賽銭箱の前に立った僕はふと嫌な寒さを感じて固まる。
何かいる、そう感じた僕は女の子に離れない様に言って手を握った。
森の方から流れて来る黒い気に恐怖を覚えて神社の中へ隠れると息を殺して様子を伺う。
どうして隠れたのかは僕にも分からなかったが、今動いたら死ぬという気持ちでいっぱいだった。
絶対に物音を立てない様にと慎重に座っていると外で声が聞こえて来た。
心配した大人が迎えに来たのだ、いや違う……大人だけど全く知らない大人が嫌な意味での迎えに来たのだと理解して震える。
大丈夫、僕なら追い払える……大丈夫、魔除けの腕輪があると言い聞かせていなくなるのを待っていた。
えべっさんを連れてくればよかったという気持ちにもなり泣きそうになるのを堪えて女の子の手をしっかりと握りしめた。
「お兄ちゃん、怖いよ……帰ろうよ」
震える声で言う女の子を宥めていると声が聞こえて来た。
『ややこ、何処にいる?私のややこは何処にいる?』
例えるなら、地獄少女の閻魔あいみたいな声音で女がうろうろしている。
恨めしそうな、悲しそうな声で何かを探す女。
ぬーべーなら呪文を唱えて倒していたとお経を唱えると女がこっちを見て笑った。
ゾッとしながらもお経を唱え続けると女はゆっくりと近づいて来るのが見えて声を震わせながら唱え続ける。
『ややこ、いたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたしるしのけはいややこかえせかえせかえせかえ』
「ぎゃぁぁぁぁぁ!」
1-AA