【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝8
539:えべっさん 08/02(日) 23:37 Q87Ug3fz0
がっちゃんをまだ認識してい無い頃、霊力垂れ流しの中学生になる前の時代。
師匠に初めて出会った時の話です。
まず、師匠と話にちょくちょく出て何者?って思う方がいると思うので師匠の説明から。
僕の親戚のおじさんにあたる彼は、霊能力者として修行を受けて仕事用の名前を貰ったれっきとした能力者です。
弟子になっているのは従姉ですが、垂れ流し大サービスの僕も一応弟子になってます(継ぐか分からないので仮弟子のまま)
従姉が中学卒業まじかで弟子入りの資格を認められ、師匠があいさつにやって来た時に出会いました。
偶然、従妹にぬいぐるみの作り方を教えに来てた僕は師匠に言われたんです「君、ややこしいね」と。
なんの事か理解出来なかったのは当たり前ですが、なんといいますか師匠の眼が怖かったのは覚えてます。
従姉の母と師匠が何かを話しに席を外し残された僕と従妹は気になって盗み聞きをしました。
「印なのよ、あの子」「垂れ流しはまずいでしょう」「私は継いでないし、はるちゃんママも霊感はあるけど何も出来ないみたいで」
難しい話をしているな、と思っているとえべっさんに呼ばれたので離れた僕等。
540:えべっさん 08/02(日) 23:54 Q87Ug3fz0
しばらく二人で遊んでいなさいと言われ、大人しくぬいぐるみを作っていると「はるちゃん」と呼ばれて話していた部屋に向かいました。
真剣な表情の二人に圧倒されながらも座って話を聞くことに。
内容は、このままだと悪霊に喰われるのも時間の問題だし爺(えべっさん)も守りきれないから力の押さえ方を教えるからお前も弟子になれ。
急な話についていけなかったのと、大人二人が怖くて黙っていました。
「で?どうする?」
師匠は僕の答えを待っていますが、答えられるわけがないですし現実味ないですし垂れ流しって何?で答えが出せませんでした。
困った師匠が清美さん(従姉ズの母)に提案した内容が今でも思い出すだけで恐ろしいものです。
・自分の状態が理解出来ていないからえべっさんと離して一晩で理解してもらう事。
清美さんは僕の母に連絡し、理解して垂れ流しが収まるなら仕方が無いとなり、実行を開始する事になりました。
真っ白な女物の和装をされ、小屋の中に閉じ込められた僕は一つの蝋燭が灯す燈の中で一晩を過ごす事に。
嫌だなー怖いなーと震える中、脳内で楽しい事を考える事にしましたが乙男だった僕は段々泣きそうになり口を抑えました。
喋ったらダメと言われたのを思い出し、声を出さない様にして耐えていましたが虫の声と雨音に恐怖はマックス。
すると聞こえて来る足音にやっと迎えに来たと嬉しくなった僕は気付きます。
ジャリ、ジャリ、土の上を擦りながら歩く音……。
おかしい、土砂降りなのに何で乾いた音?
541:えべっさん 08/03(月) 00:32 FeyjBuCu0
一歩、また一歩……。
耳を澄まし、向かって来る音が一つでは無い。
来たんだと僕は怯えて吐きそうな感覚に震えます。
師匠が理解しろと言ったのは、自分の状態がどれだけ危険なのか。
えべっさん無しで、どんな状況になるのか身を持って知っていたはずなのに。
「はるちゃん、もう出て良いよ」
清美さんの声がしました。
しかし、僕は動きませんでした。
入るときに言われた事「こっちから開けるから呼ばれても出ては駄目」清美さんが本物なら開ける筈。
何度か呼ばれましたが、出ないでいると扉が激しく揺れます。
ボロボロな小屋で、しかも何人かが開けようと力任せに揺らしている。
施錠されていた鍵が落ちる音が聞こえ、もう駄目だと身体の力が抜けます。
たぶん腰が抜けたんでしょうね。
軋む音と共に開く扉と蠢く何か。
霊力に気付いたのかこっちを見て気味の悪い笑い声を一斉に発します。
(あとで聞いたのですが、一応開けれない様にしていたが壊されるのは予想外と師匠は謝ってました。)
花嫁、という単語を耳にしながら師匠とえべっさんが来るよう願いますが、もちろん来ません。
あぁ、悪霊に喰われるってこれか。
師匠の弟子の話を受ければよかった。
とやけに冷静に考えていた僕に悪霊が触れようとした時に見えない何かに押されて小屋から転がり出る僕。
雨のせいで服はドロドロ、足は震えるわで動けなかったのですが駆け付けた師匠に手を引かれて逃げ出す事に成功しました。
あの悪霊はいいのかと聞いたら大丈夫だとだけ言われて塩を撒かれた後に清美さん宅へ。
二人にやり過ぎたと謝られ、恐怖を思い出して大泣きしたとこまで覚えてます。
僕を押した手と悪霊を始末したのは、がっちゃんで師匠が言うには「ただの空腹だろう」と言われましたが記憶を見た後で考えると罰を受けていた自分
と重ねてしまって出してくれたのかなと。
がっちゃんは覚えてないそうですがw
ちなみに僕はその小屋のあと師匠に弟子入りしました。
ふとした時にあんな目にあうのが嫌でしたので。
542:えべっさん 08/03(月) 00:37 FeyjBuCu0
長々とすみません。
あんまり怖くないかもですが、当時はかなり怖かったです。
師匠もあの時はごめんと今でも謝ってきます。
真っ白な和装についてですが、そこの小屋はどうやら昔に結婚を拒否した花嫁が籠った場所らしく。
やっと来た花嫁に悪霊は長年蓄積していた力を使って無理矢理連れて行こうとしたのではないかと。
いくら実体験で理解しろって言ってもそこは無いでしょうと説明された時は怒りました。
霊能力者を鍛えるときに行う儀式の一つらしく従姉もちゃんとやったそうです。
「あれは、ムリ」と泣いていたのを思い出します。
543:八百 08/03(月) 11:41 vaHTAjkYs [sage]
>>541
>一応開けれない様にしていたが壊されるのは予想外と師匠は謝ってました

れっきとした能力者のわりには色々と雑ですね
544:えべっさん 08/03(月) 15:16 dv8s8+Wqs
>>543
そこまで酷い悪霊じゃないと思ってたのかな?と
まぁ、名の高い霊能力者じゃないしヤバイ依頼だと僕にヘルプ来るので。
それにあのときは、爺様(先代)から継いだばかりだったから責める事が出来なかったですが、
今思えば冗談じゃないと。
545:えべっさん 08/03(月) 15:22 dv8s8+Wqs
師匠には、ある程度聞いて終わりにしよう。
信用出来なかった僕は、そう決めてたんですが、本格的に教えて貰おうって
なった理由があるんですよ。
いくら雑で、継いだばかりの師匠でも師匠しかいなかったんで。
カッコつけた言い方をすると好きな人を守る為にみたいな感じですかね。
546:08/03(月) 19:47 17YMiZHt0 [sage]
>>545がえべっさんと出会えたのはお祖母さんの仲介があるとは言え、僥倖だったんだなぁ…。いや、がっちゃんも居るけどさ…。
えべっさんが居なかったら、今の>>545にならなかったわけで。小学生でこんなに怖い目に遭って、それよりも小さいころからうんと怖い目に遭っても
礼儀正しさと優しさと人の良さの伺える性格になったのは、えべっさんの導きもあるんだろうね。しんどいこと多いだろうけど、良い出会いのある人生だね。
547:08/03(月) 20:14 Kxj6nbYgO
何年か前にここで似たような話を見た気がしてきになったので
既に解決しているならスルーで

身体に鯰みたいなからを宿した人が稀に居る
からの中には存在するだけで影響を及ぼす神さまがいる
普段はからの中で休んでいるが危険があると出てくる
結果的に宿主はあらゆるものから護られるけど神さまがかえられる時が危険
宿主が30歳以上になったらいつかえってもおかしくないので通り道のお社を家の中にたててなるべくそちらを通っていただく
かえる際に必ずからは残してもらえるようにお願いしておく

からの中に居るのは大抵人にあまり興味が無い神さまだから事前に自衛しとかないとマズイらしい
548:えべっさん 08/03(月) 20:42 FeyjBuCu0
>>546
師匠と仮弟子契約時代は口の悪い餓鬼でしたww
本格的に指導を受ける際にえべっさんや清美さんから礼儀を教わって僕って一人称を使うようになりました。
それに、修行から逃げた時代もあるのでえべっさんの説得と従妹の事件が無ければ、がっちゃんの意識を戻す事は出来なかったのかなと。
最初は、恨みから師匠の指導に対して「やってられっかよ!」とか「今時流行んねーんだよ、霊能者とか馬鹿じゃねぇの?」って反抗してましたし幽霊とか信じないと言って
えべっさんにワシの存在はどうなる?と聞かれて、反抗を止めました。
従妹の僕に助けて欲しいという言葉を聞いて、ちゃんとやろうって感じで師匠に頭を下げたんです。
まぁ、結果的に突っ込む気のない片足を突っ込んだおかげで色んな霊や人に出会えたのかなって思います。
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