怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験12【テラワロス】
689 :本当にあった怖い名無し:2009/08/27(木) 15:46:44 ID:k6fIsPmpO
去年の8月くらいの話です
当時浪人生で、その日も自習室からの帰りでした。
その頃は勉強がうまく進まなくてものっすごいネガティブになっていた。
本格的に志望校変更するべきかどうかとか、とにかく落ち着いて考えたくて回り道をした。
いつもの道より何本か奥の、工場沿いの少し薄暗い道を歩いていた。
歩けば歩く程に憂鬱になって絶望的な気持ちになっていった。
だめくさい死にたい…とか思ってたぶん涙目になっていたその時、「いたいいい……いたぁ…い…」という声が前方から聞こえた。
ずっと俯いて歩いていたけど驚いて顔あげたら、数m先の街灯の下に人がうずくまっていた。
「ええっ!!?」と叫んでしまい気づいた相手が顔を上げた、顔の左側が血まみれの女の人だった。
「痛いぃ痛いいいい」とこっちに向かって呻いた。
「どどどうしたん¥#£%※」もう何言ってんだかわからなかったと思う。
足がもつれながら急いで駆け寄った。
痛い痛いと狂ったように女が叫んで頭をふった、血がピュンピュン飛んで来た。
「待って待って待って!!!」といって女の頭を両手で止めた。
血の割にそんなに深い傷じゃなさそうだった。
頭が動かせない女は唸りながら左肩を掴んで来た。
「わかった待って待って!!寝て!!」
女を地面に押し倒す様に寝かせて腹部を見ると白いシャツが血まみれ。
うばぁあああぎぁあああと叫ぶ女の顔面を右手で押さえて左手でシャツをまくると左下腹部に刺し傷みたいな真っ赤な血の沼があった。
羽織っていたカーデを腹に巻いて止血をした




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