怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験13【テラワロス】
494 :1/2:2009/09/13(日) 00:09:23 ID:nS3UJG9K0
このままでは構って厨になってしまうので自分も投下してみる

高校の友人の当時の話
母方の祖父母が亡くなって財産分与の関係で
友人一家は祖父母の住んでいた家に移ることになったんだ
と言っても同じ町内
同じ町内なんだけど折り合いが悪くて生前ほとんど行き来してなかったそうで
友人も祖父母の顔を遺影で始めて確認したかもと言うほどの始末
木造二階建てで戦災にも耐えた古いけど頑丈な日本家屋
部屋数も多いんでそれまで賃貸マンション暮しでずっと兄貴と一緒の部屋だった友人は
二階にある一室をあてがわれて隣は兄貴の部屋で襖で仕切られただけだったけど
夢見憧れていた自室をついに手に入れたとかなり喜んでたんだ
引っ越しも終わり友人は生まれて始めての自分の部屋で
襖やら押し入れやらいろいろ点検した
窓もサッシじゃなくて木枠のガラス窓
木製の手すりも付いててそれがなんともやっつけな感じで
じいさんが自分で作ったのかなと思ったそうだ
ふと横を見ると窓の横に窓と同じ大きさの箱があって
おーコレが雨戸ってやつを入れる場所なのかなちょっと閉めてみようとスリットの中を覗いて見た
ニ枚雨戸が入ってて良く見るとその間に何か板が入ってる
取り出してみるとB4サイズの板に
まるで幼稚園児が30秒ほどで描いたような稚拙な鬼の絵が描いてある
何じゃこりゃ?と元に戻そうとして友人あれ?と気付く
雨戸を出そうにも手すりがあってどう見ても引き出せない状態になってるんだ
それでやっぱりじいさんが作った手すりなんだなとちょっと和んだそうだ



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