怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験20【テラワロス】
641 :本当にあった怖い名無し:2011/10/03(月) 00:14:28.47 ID:ijQl5c0x0
ども、前スレで拝み屋なオカンの話を投下したものです。
まとめに載ってて狂喜乱舞したんで、またしてもオカンの話を投下ww

沖縄に、キジムナーって妖怪?がいるのは有名な話。
で、オカンは仕事の関係上、このキジムナーとはよく顔を合わせるらしい。
(キジムナーって木の精霊というより山の精霊っていった方が正しいみたいで、自分の棲んでる山の神様の使い走りみたいなことをしてるんだそうな。だから必ずしも木に棲んでいるわけではなく、
 川辺とか草むらとか、思い思いの場所に寝起きしているらしい)
そんなオカンが、初めてキジムナーを見たときのこと。

初めて見たキジムナーは、絵本とかによくあるような子供の姿ではなく、
成人男性がそのまま40センチくらいのサイズになったような姿だったらしい。
んで、仕事の話の合間にちょっと世間話っぽいお喋りをしてたそうなんだが、不意にそのキジムナーが愚痴りだした。

キジムナー「人間は俺らを『キジムナー』って呼ぶけど、あれはやめて欲しいんだよな…」
オカン  「え、キジムナーにキジムナーって言っちゃいかんのか?」
キジムナー「俺らにはちゃんとした名前がある!」
オカン  「ほう、なんていうの?」
キジムナー「…やまわらばー」
オカン  「…やなわらばー(※沖縄方言で、クソガキ、悪戯坊主、ガキ大将の意)?」
キジムナー「違う!やまわらばー!!」
オカン  「やなわらばー」
キジムナー「や『ま』わらばー!!!」
オカン  「ほう、や『な』わらばー」
キジムナー「ち・がーーーーう!」

以下、略。

いい加減、怒らせるとあとが怖そうだったので、あははと笑って仕事の話をして別れたらしい。
ちなみに、キジムナーは邪眼(見ると惑わされる)らしくて、絶対に人と目が合わないよう、ぼさぼさの髪で
目元を隠してるんだってさ。



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