怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験21【テラワロス】
1 :本当にあった怖い名無し:2011/11/08(火) 06:29:01.28 ID:RFvmXHPS0
まとめサイト
http://wararei.yakumotatu.com/

前スレ
【全米が】なんか笑える霊体験20【テラワロス】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1313988214/

2 :本当にあった怖い名無し:2011/11/08(火) 06:30:23.81 ID:0M76OBg9O


3 :本当にあった怖い名無し:2011/11/08(火) 17:39:41.71 ID:nhHNcaQ20
            _∧_∧
       ___( ( ´・ω・)___   >>1
      / \    ̄ ̄ ̄__\
     .<\※ \____|\____ヽ
        ヽ\ ※ ※ ※| |====B=|
        \`ー──-.|\|___l__◎..|ヽ
          ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
               \|        |〜


4 :本当にあった怖い名無し:2011/11/08(火) 17:55:47.22 ID:XDnICCYD0
タヒ

5 :本当にあった怖い名無し:2011/11/08(火) 20:48:14.34 ID:+yiFL62/0
>>1乙 
これからも笑おうぜ!!

6 :本当にあった怖い名無し:2011/11/08(火) 21:51:36.28 ID:c8nWR+G90
>>1
おつ!

7 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 00:30:37.95 ID:OJettQz+0
何故>>3のAAは電子レンジを眺めているのか

8 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 00:52:53.82 ID:xS6+4xj80
>>1

>>7
それTVや

9 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 02:25:18.88 ID:0GEb5waT0
かなり年代物のブラウン管テレビだな
おそらく粗大ごみ置き場から拾ってきたものだろう

10 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 02:39:02.33 ID:+Iuom71P0
全日本のスレもキボンヌ

11 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 02:44:51.22 ID:whmi+i0T0


12 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 02:52:07.19 ID:IEzTBnpr0
金縛り頻繁に合うんだけどさ、はじめて乳もまれた。

まぁ、ワタシがお願いしたんだけどね

13 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 03:38:48.00 ID:GR+krUva0
短くする努力はした。
でも長かった。
ゆるせ。
『廃寺』

14 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 03:39:48.24 ID:GR+krUva0
廃寺(1)
自動車学校に通っていた頃の話し。
就職必須要項で免許が要る。
高校卒業間近で、どこの自動車学校も混んでいて、
距離の近い自動車学校には入れなかった。
家からほどよく遠い学校に通ったのだが、
送迎バスが苦手で、帰りは電車を使うことが
マイフェイバリットになっていた。
ほどよく田舎の車校、市電の駅までも民家がまばらに
田んぼ道をテクテク歩く。
マイクロバスで、見ず知らずの他人と
ぎゅうぎゅう詰めで帰る苦痛を考えれば、
寂しげな田舎道も楽しいもの。

就職する3月末までに免許を取るから冬の寒い時期。
高校が終わってから車校に行くので、
帰りは8時とか9時くらいになる。
夕闇迫る田舎みち、電車の時間まで無人駅のまわりを
ふわふわ歩いて時間をつぶす。
区画整理されていない道ばかりで、
思わぬ場所に出ることもある。
今思えばかなり不審人物であった。


15 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 03:40:18.05 ID:GR+krUva0
廃寺(2)
その日も、帰りの電車を待つ間、ふらふらと散策をしていた。
山の向こうがかすかにオレンジ色に見える夕暮れ時。
新たなルート(なんのルート?)を開発すべく、
また人の気配のない方角へ歩いていた。
舗装されていない農道に入り、その道がショートカット出来ない
一本道だと分かった頃には星が見え始めた。

このまま進めば国道には出るのだろう。
しかし、まだ先は長いように思えた。引き返すのも癪だし、
このまま進んでこの道の向こうを開拓しよう。
若気の至れり尽くせりである。

そのままズンズン進んでいくと、道は山の裾に沿って、
予想に反して国道より離れて行き、
民家もまばらとなり、寂しいことこの上ない。
なんとか、なんとか、国道方角に出ないものかと祈りながら
山から突き出た林を越えると寺があった。

外塀はボロボロで瓦も落ちて、
人の手が入らなくなって随分経つ感じだ。
“もしかして呼ばれてしまったのか?”と背筋が寒くなった。
一歩踏み出すたび、震えが来るほど怖気がたった。
視界の端に本堂を見て、中もそうとう荒びれているなと思い。
それ以上何も考えないよう通り過ぎた。

16 :本当にあった怖い名無し:2011/11/09(水) 03:43:56.93 ID:GR+krUva0
廃寺(3)
そのとき風が吹いて、“ギーッ”と扉が開く音がしたわけだ。
古典中の古典的な状況に“マンガじゃねーんだから!”と腹が立つ。
でも現実は笑っちゃうくらいオーソドックスでスタンダードだった。
見た目に200%廃寺の建物から“チーンッ”と鐘の音がした。
同時に、かすかではあるが念仏と木魚の音がし始めて、腰が抜ける。
暗くて見えなかったが、よく見ると山側に石塔が林立している。
五輪塔?、円柱?、墓のようにも思えたが、それに気がついた時、
やっぱり“呼ばれたんだ”と確信した。

自分の意志とは関係なくからだが震える。
じっとり汗をかいている上に、風が冷たくなってきたからだ。
さらに、ありがちな事に線香の匂いまでするようになった。

やばい、やばい、ヤバイッ!!
ありったけの気力で逃げようと、走って逃げようとした。
いきなり転んだ。
右足をつかまれている・・・・。
白い手が、すーっと伸びてる。
その先は何もない。
冷たい手だけが自分の足をつかんでいた。

「・・・ヒッ!・・・」




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