怪談:妖しい物の話と研究


トップ ■過去ログ倉庫に戻る■ 全部 1- 最新50 dat
このスレッドには書き込めません

【全米が】なんか笑える霊体験21【テラワロス】
122 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 20:56:23.57 ID:h65J0kiD0
ども、拝み屋なオカンを持つものです。
先日長姉から、想像すると切ないやら可笑しいやらな話を聞けたので投下。

それはもう十数年前の話。
長姉が旦那と夜の国道を北上していたときのこと。
真夜中って事もあって、周囲にはまったく車が無く、長姉も旦那も薄眠い状態だったんだと。
ヘッドライトが照らす先は、ちらほら街灯が立っている以外は真っ暗。
お互いに眠気がこないようボソボソと話をしていると、ヘッドライトの端ギリギリのところに何か見えた。
はじめは気のせいかと思ったけど、でも確かに、ヘッドライトの先、光が届くか届かないかぐらいの位置を
何かが走ってる。
長姉は一瞬、あぁ犬かと思ったらしい。
でもまてと。車の先を走ってるってどんだけ足の早い犬なのかと。
しかも、ソイツはこっちが加速しても減速しても、同じくヘッドライトのキワにいる。
ええええ、あれなんだ、と思い始めたら、どうやら旦那も同じものを見てたらしく、

旦那「…前、なんか走ってるよなぁ?」
長姉「…うん」
旦那「俺の気のせいじゃなければさ」
長姉「うん?」
旦那「アレ、豚じゃね?」
長姉「は?」

旦那に指摘されて改めてみてみれば、確かに、うっすら路面の反射で見えてるソレの尻には、
くるんと巻いた尻尾が…。
そう、前を走っていたのは丸々太った豚さん。しかも半透明。
それを確認するのと同時、長姉と旦那は腹を抱えて大爆笑したそうな。
というのも、その豚さんが前を走り始めたのは、沖縄では有名な

某ハム工場の前

からだったから。
豚も必死だったんだろうなぁ…。



過去ログ倉庫に戻る 全部 前100 次100 最新50