怪談:妖しい物の話と研究


トップ ■過去ログ倉庫に戻る■ 全部 1- 最新50 dat
このスレッドには書き込めません

【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝3
101 :名無しの霊体験:2012/07/27(金) 00:20:43.74 ID:qoiyNZfs0
ちょっと母方の実家に帰っているうちにいろいろあったようですね・・・
空気をがらっと変えてしまうかもしれませんが母方の実家に帰っていた話をしに来ました。
あ、タケミ兄さんの妹です。
誰もいないようですし、のんびりだらだらお話させてください。

事の発端は、タケミ兄さんのローリングソバットでした。
バイト帰りにまた悪いのが憑いてきていたらしいのですが私は全く気が付きませんでした。
それを家に着いた途端兄さんがローリングソバットをくらわせ、私はぽかん。
いつもなら何か見えるのですが、
その日は何も見えないところに兄さんが蹴りを叩き込んだ、とその時は思っておりました。
タケミ兄さんはいつも以上に真剣な顔で
「いかん、いかんからここから出るぞ。婆様のとこがいい」と。
突然のローリングソバット、
そして婆様(母方の祖母を兄さんはなぜかそう呼びます)のところに行け、行くぞ、という兄さん。
よく意味が理解できず、しかし兄さんが言うことだからと荷造りを開始。
神社の一件以来タケミ兄さんがはっきりと見える母はあらあらと言って荷造りを手伝ってくれました。
「服は母さんのを持って行け、自分のものは全部おいてけ。着替えろ風呂に入れけーたいは父さんのととっかえろ」
どうやらただならぬ事態の様子。
私が見えなかったのならばそんなに悪いものでもないのでは?という疑問に、
兄さんは眉根を寄せて「けりそこねた」と。
そして、私のものを一切持たず、私は急きょ母方の祖母のもとへ。



過去ログ倉庫に戻る 全部 前100 次100 最新50