怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝3
1 :名無しの霊体験:2012/07/17(火) 19:22:46.26 ID:Kw8RZj/i0
本スレへ投稿したけど、笑えない話も有る
投稿したいけど2ちゃんねるは怖い

そんな人はこちらへ投稿してみて下さい。
まとめサイトにも収録されます。

まとめサイト
http://wararei.yakumotatu.com/

前スレ
http://yakumotatu.com/bbs/test/read.cgi/wararei/1339602957/

145 :名無しの霊体験:2012/08/01(水) 23:37:56.50 ID:JES.epVN0
>>136です。

まずは、続きがこのような時間になってしまった事、
ならびにお話を聞いて下さるという方々をお待たせしてしまった事を、
お詫び申し上げます。

>>141
誘導、有り難うございます。

夢の話はこちらでもかまわないとの事なので、
こちらに書かせていただこうと思います。
長文なので、分割して投稿いたします。
最後まで、ご一読いただければ幸いです。

146 :1/4:2012/08/01(水) 23:40:18.18 ID:JES.epVN0
その夢は、私と母がエレベーターに乗り込んだ所から始まりました。

4人乗りくらいの、足下が安い絨毯みたいな狭いエレベーターでした。
私たちは4階に行きたくて、ボタンを押します。
ドアが閉まり、私はぼうっと階数の表示されているパネルを見上げていました。
表示が「3」になり、私は降りる体制を取るのですが、
エレベーターはそのまま上昇し、5階だか6階で停止して、ドアが開きました。

いくら待っても誰も乗ってこないし、階数のボタンは「4」以外押していないし、
そもそも、4階を無視して5階の呼び出しに応じるなんて可笑しい。
だから私は母に、
「このエレベーターは駄目な子だー」
と笑いながら言い、改めて「4」のボタンを押し、閉じるボタンも押します。

するとエレベーターは下降を始めたのですが、またも4階を通り過ぎ、
今度は3階か2階で停止。しかし今度はドアが開きませんでした。
「私はねー、4階にー、行きたいんですう!」
私は再び笑いながら言って、「4」のボタンを連打します。
我が家は基本的に、ハプニングに対しての反応が大らかというか、あまり気にしないので、
この時も、故障しているようだけど動くから大丈夫、という気持ちでした。

147 :2/4:2012/08/01(水) 23:40:54.14 ID:JES.epVN0
連打の甲斐あってか、再びエレベーターが上昇を始めるのですが、
今度は上昇時の重圧が凄まじく、まるで5キロの米を背中に投げて乗せられたよう。
思わず床を見て踏ん張りました。
エレベーターが停止し、恐る恐る階数のパネルを見ると、
7階だか8階だか。とにかく、最初の時よりも上の階でした。
もちろんボタンは押していないし、ドアも開かない。

やばいな。落ちるぞ。

そう思った瞬間に、エレベーターが急下降。
ギュイギュイギュイというワイヤーの音と、箱自体が軋む音。
自身の臓物が、中で浮き上がる感触。
それらを感じながら、だからこういうのは嫌なんだ、と冷静に毒づいたのを覚えています。

それから程なく、下降時からは考えられないほど、
というかあり得ないほど静かな挙動でエレベーターが停止したのは、地下2階。
今度はドアが開き、その先は3歩先が見えないような暗く、
しかし広い廊下のようなもので、ひんやりとした風が心地良いと感じました。

148 :3/4:2012/08/01(水) 23:41:32.24 ID:JES.epVN0
母と顔を見合わせてから視線で、降りるか否かを話し合い、
結局は降りずに閉じるボタンを押し、また「4」を連打。
しかし、やはり4階を通り過ぎて上昇し、下降し……
そういった事を何度か繰り返しているうち、
今度はドアが開いた状態で、下降するようになってしまいました。
しかしそれほど速くはなく、自動で閉まるガレージと同じような速度だったと思います。

そこで初めて、恐怖を感じました。
今回は絶対に4階に降りなくては、と強く思い、
4階のドアとエレベーターの入り口が合致した瞬間に、母を押し出しました。
私が降りる頃には、もう縦半分ほどずれていました。
何とか降りて息を整えながら、
ここの住民は毎日がダイハードだな、と思った所で終わりました。

149 :4/4:2012/08/01(水) 23:45:44.30 ID:JES.epVN0
今までの経験から、この手のリアルな夢は、
『夢』として始まる以前に巻き戻して見直せる事もあるのですが、
何度巻き戻してみても、そこがどこかの小洒落たマンションだという事以外、
なぜ4階に行きたいのか、何の用があるのか、
結局わからずじまいでした。

ただ、私の祖母が、今はショートステイ施設の4階におり、
一度そこから病院に緊急搬送された際に入院していた階も4階で、
この夢を見てから非常に祖母の事が気がかりだったのです。
つい数ヶ月前に、お医者様も
「盆までは保たない。今日か明日か」
とおっしゃっていたので、ついにその時かと覚悟したのですが、
祖母はむしろ元気になりました。ボケもほとんどなくなりました。
……まぁ、私の恐怖と引き替えに祖母が元気になるなら、
これほど安いものはないのですが。


以上が、つい何日か前に私が見た夢のようなものです。
昔は頻繁に予知夢のようなものを見ていたので、まさかと思ったのですが、
全然違って良かったと安心する反面、
あまりの不可解さに頭を悩ませている最中です……。



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