怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝3
71 :名無しの霊体験:2012/07/22(日) 16:20:13.42 ID:tRZyI8BR0
れい子さん投稿者です。
たくさんの暖かいお言葉ほんとうにありがとうございます。
今日はまったりと久しぶりにのほほんとした良い空気で、
ナユラもイノリとともに子供達のそばでいるようです。


夕べ10時過ぎ、夏休みに入り夜更かしゲームをしている息子達に、
早く寝ろと声をかけ、この勝敗がついたらやめると息子達はスマブラで
白熱していたのを横目に横になってそれを見てました。
突然、子供達が「え?」っとなって動きが止まり、
あわててTVを消したので不思議に思っていたら、
「…そうだ!ゆっぱりナユラだ!」と息子達が
顔をお互いに見て確認するようにいったので、
俺も慌てて体を起こし、息子達が見つめている部屋の隅のほうを見ました。

そこには良くわからないものの何かがぼうっとしていて、
次の瞬間、息子達のいた方向からシュッっと音もなく
すばやく何かがそこに飛びこんでいきました。
じっとそれを良く見つめていると、だんだんはっきりと形が見え、
そこには、2匹のイタチの親子の姿がありました。

ナユラであろう、体の大きなイタチの背中にかぶさり、
首元にしがみつくように前足をまわし、
自分の顔をナユラにこすり付けるイノリ。
それをただ、されるがままに目を細くしてじっとしているナユラの姿でした。
真っ先に浮かんだのがあの掲示板で描かれた光景。
ここにすべての願いが叶ったと思った瞬間、言葉も出ず、
目と鼻からダラダラと水だけがあふれ出ていました。

そこに風呂から上がってパジャマに着替えた相棒が現れ、
相棒にもわかったらしく、ふすまを開けた状態で、その場で固まっていたようでした。
少しして、気がつくと、マユラはじっと俺達のほうを見つめていて、
何か言いにくそうで申し訳なさそうにしていました。

「お帰りナユラ!待ってたんだよ!」

上の息子が声を上げると、ナユラはとてもうれしそうに、

「…色々とご心配をおかけしました。ただいま戻りました。」

っと応えてくれました。おれ自身、ナユラの姿も声はじめてだったので、
すごくなんと言うか驚いたのと同時にうれしかったです。

その後ナユラは色々と話してくれたのですが、
あまりにも長くなってしまうので、
整理してまとめて書かせてください。

続く



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