怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝3
916 :名無しの霊体験:2012/11/01(木) 02:25:58.86 ID:yFKBstW10
エクソシスト悪魔の姉話の者です。夜更かしついでに投下いきます。

なんだか洒落にならない体験とかも色々ある様な姉なのですが
物理的浸食の強い心霊的何かに対しての対処作業中に体験した話を聞かせてくれました。
数か月かけて準備して自分に降りかかる何か危ないものへ、よし処理するぞと本腰を入れた時に
一体の黒ずくめの影が姉の前に現れたそうです。
真っ黒のぼろぼろの布を頭からかぶった骸骨の姿の死神が、ずおおおおお。と、姉の前に立って
眼球の無い目で姉を見つめてくるんだそうです。
結構骨格?体格?ががっちりしてるようなそんな印象を受けながら姉も見つめ返してたら
死神が無言のまま銀色の糸を姉に差し出したそうです。
「糸?」死神から連想して、蜘蛛の糸とか思い描きながら天へ一直線に伸びる糸の先に
黄緑の風船がついてたそうです。
死神の意図がわからず、無言で固まったそうですが差し出した腕を引っ込める様子がないので
おずおずと受け取ると死神が満足そうに(かどうかは不明だったそうですが)腕を引っ込めたそうです。

死神からものをもらってもいいのだろうか?
作業の事も忘れて、どうしたものかと思案していると、助け舟のように姉の後ろの人の一人が動いたそうです。
後ろの人と言うより、守護?指導?なんか偉いみたいな人だそうです。
ぼろぼろの布を幾重にも幾重にも重ねて全身を覆い、音もなく姉の背後から死神の前に進み出てきた人を見て
死神ははっとして、その場にひざまづいたそうです。
その光景に、以前何で守護死神さんが気になったのか、死神がたくさん寄って来たのか
姉は何となくですが分かったような気がしたそうです。
結局、姉が本腰入れて取り掛かろうとしてた危ない作業は、高貴っぽい姉の守護の人が代わってくれたそうです。
どうも、姉の頑張りに対するご褒美? 成長へのご褒美?
の様な感じを受けたようですが、死神の風船もご褒美なのだろうかと悩んでいます。



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