怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験28【テラワロス】
19 :本当にあった怖い名無し:2013/09/17(火) 19:03:54.13 ID:WhAunLOS0
今から十数年前に友達から聞いた話。

友人が祖父母の家に泊まりに行った時その日は両親と一緒に行ったにもかかわらず1人だけ別の部屋に宿泊することに。
その部屋は庭に面した部屋で蚊帳を吊るして眠るといい風が入りそうだなと思ったんだそう。
眠くなり、そろそろ就寝しようと蚊帳の中に布団を引いて横になってしばらくたつとどこからか人の声というより、大勢の人の喋り声が

両親、祖父母の部屋とは離れているし、何より聞いたことの無い人物の声だと思ったので不思議に思い、なんとなく障子を開けっ放しにしていた
庭の方を見たら教科書で載っているような戦時中の日本兵の格好をした団体が。一人の兵士(上官)に対し大勢の兵士が並んでいて

「○○兵士(たぶん自分の階級?)行ってまいります」

上官にそういって敬礼をし去っていく日本兵。
友人はそれを見てなぜか「もしかして特攻前の挨拶をしているのかな」と思ったんだそうな。
ちなみにその友人かなり視力が悪く、蚊帳を下ろしていれば服装や性別なんぞ区別がつかないほどなのに日本兵ははっきり見えたのだそう。
その光景が延々と続いて怖いより、うるさくて眠れないのにイライラし布団から出て蚊帳を上げたら。

日本兵が消えた。

安心して蚊帳を下ろし「これで眠れる」と布団に戻ろうろしたら蚊帳越しにまた日本兵が見えるし声も聞こえる。
(えー、どういうことなの)
蚊帳を上げる→日本兵消える→蚊帳を下げる→日本兵が見える

蚊帳を上げれば見えないが虫に刺されるし、下げればうるさくて眠れない。
悩みに悩んで友人はそのまま蚊帳を下ろしそのまま就寝。声は無視。
翌日起床まで何もなかったそうです。


なんで下げるのを選んだのか私が友人に尋ねたら
「虫刺されは翌日に残るが、幽霊は朝になれば消えるから」
だそうだ、実に男らしい女友達の話です。



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