怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝7
635 :れい子さん投稿者の奥:2014/09/06(土) 14:39:25.95 ID:jtAayD9U0
「ミズキちゃん来ないのかな?」っと主人が心配しておりましたが、
何故かカシンさんは笑みを浮かべながら「気になるかね?」っと訪ねていました。
「それは…もちろんです。俺の赴任の期間の終了がわかってから、
きちんとまともに話せたことがないので…。できればきちんと話をして、納得してもらって、
『また会おうね。』って言いたい…。」っと、少しションボリとしながら、
カシンさんの言葉に主人は答えていました。
それを黙って聞いていたカシンさんは「…だとよ。いい加減許してやったらどうだ?ミズキ。」
っとカシンさんがいうと廊下の方から「やだ!」っと声が聞こえてきました。
私と主人が「え!?」っと驚いていると、「あっ!うっ…はっ計りおったな!!」
っと再び声がして、ふすまをスーッと通り抜けて、なんとも気まずそうな顔をした、
長い髪の顔立ちの良い女性が現れました。
カシンさんはそんなミズキさんの様子を見て声を上げて笑っていました。
「はじめまして。」っと、私や子供達が挨拶すると、
「…ミズキじゃ。」っとふてくされたように部屋の隅の方に座りました。
何か私や子供たちの様子をジッと見ており、なんと申しますか、
重圧がすごくて私は緊張してしまいました。
ただ、子供たちはミズキさんに興味津々のようで、
近寄ろうとしていましたが、「こちらに来るな!」とミズキさんに何度も
静止されていたのですが、「なんで?綺麗なミズキちゃんもっと近くで見たい!」
っと子供たちが言うと、目尻が少し下がって、
「しょっしょうがない奴等だな…。少しだけだぞ。全く…子供は正直で困る。」っといって、
結局、子供たちと仲良くなってその後一緒にDSで遊んでいました。(笑
ミズキさんがだいぶ前から廊下で聞き耳を立てていたのは
主人と私以外は全員気がついていたようで、子供たちが後から話してくれました。

私と子供たちのミズキさんの初めての接触はこのような感じでした。
まだ、ミズキさんについてはこのあとちょっとした事件(なのでしょうか?)
が起こるのですが、まだ、報告としてまとまっておりませんので、
もう少し時間を頂きたく思っています。申し訳ありません。
後日まとまりましたら、また、ご報告させていただきたいと思っております。
それでは失礼いたします。ありがとうございました。



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