怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験30【テラワロス】
171 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/09/25(木) 13:53:55.06 ID:+tI9EqKW0.net
どうやらおかしいのは着信音のみで、通話は普通にできる。用件を確認して電話を切った。
とりあえずイタズラでないことを兄に問いただし、身に覚えのない着信音の出処を探るべく着信設定を開く。
そこには兄には覚えのない名前の音声ファイルが設定されていた。

まあ普通にスマホの誤操作だと思い、設定を戻して作業を再開した。
そして、五分後ぐらいにまた着信が入ったんだけど、コール音がいつの間にか謎の幽霊ボイスに戻っていた。

これはおかしいってことで今度は俺からもかけてみたけど結果は同じ。何度設定変えても幽霊コールが止まらない。
真っ青なった兄の顔を見てたらビビリながらもちょっと面白くなってきた。

俺「あーやばいねこれ。業の深いことばっかするから魅入れられたねww」

とか茶化したらもう目真っ赤にして帰るわとか言い出して必死で止めた。この状況で一人にされても困る。
すったもんだの挙句、アトラクションのハイテクな仕掛けじゃないかという事で元請さんのところへ行き、実地を交えて事情を説明してみたが原因不明。

そうこうしてる内に終業時間になった。日程が押してるだけにその日も残業を頼まれたが、兄が断固拒否して逃げるように表へ出た。

離れの駐車場でもう一度だけ兄の電話にコールしてみることになった。さすがに屋外へ出れば大丈夫だと思ったからである。

スマホ「ブブー…ブブー………エハハハハハハハッ…エハハハハハハハッ…エハハハハハハハッ………」

まだ鳴りやがる。果たして帰路の二時間無事にいられるのか不安になりながら、二人を重い沈黙が包む。相変わらず幽霊ボイスはループを繰り返す。その時、耳を疑った。

スマホ「…………エハハハハハハッ(ん?恥ずかしい?)……エハハハハハハッ(キモチイイの?)…」
俺ら「ファッ!?」

幽霊の正体見たりエロムービー。

謎の幽霊ボイスはSDカードにみっちり取り溜めたエロ動画であることが判明した。全身拘束でア○ルビーズ責めするようなゲスい内容の一本。
変な笑い声だと思っていたのは、まずい女優の山羊みたいなアヘ声で、それが一人でに着信コールとして設定されていたからである。
それでも本人には相当堪えたらしく、光の速さで新しいスマホ買って、曰くつきのスマホは道すがら湖に打ち捨ててなんとか家路につきました。



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