怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝8
168 :プラトーン:2015/02/17(火) 21:24:36.13 ID:osTx+WFC0
間が開いてしまいましたが・・・、>>165の続きも兼ねて。

実はこの山、波長というかそういうのがあうと遭遇率が高くなるらしく
神様は子供の悪戯レベルで勘弁してくれますが、それ以外だと
怪我をする確率がグンとあがります。

その時は確か珍しく散歩がてら山に入った時だとおもいます。

弁当をかばんに詰めて正規ルートから入って行きました。
一応ごみとかそういったものが落ちてないか気にかけながら
神社を目指して歩いていくとちょうど昼ごろに到着できるんですが
他にとくに食べる場所に寄る理由も無かったので神社にお供えしてから
ビニールを敷いて弁当を広げました。

そうしたときにふと、視線を感じます。
おじいさんとの経験もそのときはまだまだ浅かったので
多少気分が悪かったのですが、負けん気と空腹が強かったので
気にせず食べようとしたところ。
『ぐー』
なりました、あきらかに自分じゃない腹の虫。

背中から聞こえて来ましたがその方向は坂道で木々が茂っていて
とても人が立っていられる場所じゃないんですよ

んでもって、気づかないふりしながら弁当の白米を口に入れた時

「うまそう・・・。」

はっきり聞こえて慌てて振り返ったら毛むくじゃらの
なんというか数メートルのデカイのがいました。

人っぽいような猿っぽいようなとにかくでかくて
そういう奴がいたんです。

そいつの視線が自分の弁当に注がれているわけで
自分としてもやめときゃよかったのに箸が止まんなくてw

「それ、くれろ」

と言われ、なんというかやめればいいのに

「え、いやだよ。」

と素直に答えてしまってw
ムッとしたそいつが自分の弁当を引っ手繰ったんです。

んで、カッとなって怒鳴ろうとしたときにそいつに
思いっきりビンタされました。

さすがにびっくりしましたwおもしろいくらいとびましたもんw
空中にフワッとした感じで、ちょうど原付に撥ねられた感じにそっくりでしたね。

藪に頭から突っ込んで悶えている間にその毛むくじゃらと
弁当は影も形も無くなっていました。

しかたなしにすきっ腹と顔の擦り傷を摩りながら山を降りたんですが
おじいさんに無茶苦茶笑われましたね。



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