怪談:妖しい物の話と研究


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【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】外伝8
793 :名無しの霊体験:2016/05/05(木) 12:06:58.62 ID:kkqFp/LQs
>>792
自分が好きな人には見向きもされず、苦手な人からは延々粘着される私も、縁結び系の神社に行こうとする度に何らかの都合で予定がポシャる…(・∀・)人(・∀・)ナカーマ

これだけでは何なので、私の微妙な体験談でも……

数年前、お盆の頃。
日付が変わる位の時間に自室で寝ておりました。
その時私は体の右側を下にして横向きで寝ていたのですが、左の腹部に圧迫感を覚えて目を覚ましました。
てっきり我が家の猫達の誰かが乗っているのだと思ってそちらに視線を送ると、黒い物が見えました。
猫ではなく、人間の後頭部が見えました。
私の脇腹を枕代わりにして、推定40〜50代とおぼしき男性が寝ているのです。
当時、我が家にその年代の男性はおりませんでした。
驚いて起き上がろうとしましたが、体が動かず……どうにか視線だけを巡らせると、横たわる男性の他に、私の足元に立っている人が見えました。
髪の長い、うつ向き加減の、見覚えのない女性でした。
ここに来て私はすっかりパニックになってしまい、別の部屋で寝ている家族に助けを求めるべく大声を上げようとしました。
意味不明な「ーッギィッ!」みたいな大声が一瞬出ましたが、その後は声が出なくなりました。
自分の心臓が大きく早い脈を打っているの以外は何も聞こえませんてました。
多分、2〜3分程そうしていたところ、まず男性がすーっと薄くなって消えました。
その数十秒後くらいに、女性も姿を消しました。
とたんに体が動くようになり、自室を飛び出して朝まで居間で過ごしました。

朝、起きてきた家族に夜にあったことを伝えると、
「あー何か大声出してんな、って思ったけどそのまま寝た」
と全員から非道な答えが返ってきて、私は落胆すると同時に「家族はあてにならない」と学びました。

当初は夢か現か判らないけれど恐ろしい思いをした!と思っていましたが、後から考えてみると「いくら私がデブだからといって、脇腹を枕にするとは…!」と腹立たしいやら笑えるやら。
何とも言えない気持ちになりました。

長々と失礼致しました。



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